前立腺がん検診

更新日:2024年04月01日

近年、前立腺がんになる人が増えてきています。原因としては、日本人の高齢者数が増えていることや、食生活の欧米化などが考えられています。

前立腺がんは、主に60歳以上に多くみられ、とくに80歳以上では半数以上に潜在性の前立腺がんがあるといわれています。初期自覚症状がないと言われていますが、尿が出にくい、頻尿など症状が出ることもあります。前立腺肥大によるものと症状が似ているため、診断は検査をしなければわかりません。

受診対象

検査内容

受診方法及び実施期間

自己負担金

検査当日の持ち物

精密検査について

受診対象

伊東市に住民登録している50歳以上の男性(昭和50年4月1日以前生まれの男性)で受診券をお持ちの人

 

受診対象外

・自覚症状がある人

・令和6年度にすでに受診済みの人、職場の検診等で同じような検査を受けている人

・一年以内に定期受診先の医療機関などでPSA検査(血液検査)を受けた人

・女性

 

検査内容

・問診

・血液検査(PSA)

前立腺から分泌されるPSAという物質の濃度を調べる検査で血液中の濃度が高いと前立腺がんが疑われます。

PSAは前立腺肥大がある場合や、炎症を起こすと、がんでなくても上昇することがあります。

 

受診方法及び実施期間

1)検診車で受診する

令和6年10月16日(水曜)から令和6年10月29日(火曜)まで(平日のみ)

令和6年12月2日(月曜)から令和6年12月4日(水曜)まで

 

自己負担金

500円

 

がん検診等費用(自己負担金)の免除について

【費用免除が受けられる人の条件】

1.70歳以上の人(年齢は令和7年4月1日時点)

  ご加入の医療保険被保険者証など、本人の年齢が確認できるものの提示

2.静岡県後期高齢者医療被保険者で障害認定を受けている人

  静岡県後期高齢者医療被保険者証の提示

3.生活保護世帯に属する人

  生活保護休日・夜間等受診証の提示

4.令和6年度の市民税非課税世帯に属する人 ⇒毎年申請が必要です

伊東市検診等徴収金免除証明書の提示

申請から交付まで、約2週間かかります。早めのお手続きをお願いします。

下記リンクをご覧ください。

 

検査当日の持ち物

・令和6年度がん検診等受診券

・問診票等の書類

(伊東市民病院及び検診車での受診時:申し込み後に郵送予定、ご記入のうえ検診当日お持ちください)

・伊東市在住で年齢の確認できる物

・自己負担金 500円

・健康保険証等の身分を証明できる物

 

その他

感染症等の影響で実施内容が変更になる場合があります。

また、極度の悪天候・災害時等で、検診車での集団検診の実施が困難な場合は中止します。

中止の場合は、伊東市ホームページや、メールマガジン等で発信いたします。

 

精密検査について

前立腺がん検診で精密検査が必要となった場合、一般的に以下のような検査を行います。

【直腸診】

肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認する検査です。前立腺に硬い部分があるとがんの疑いは高くなりますが、早期のがんでは触れないことが多いです。

【経直腸エコー(経直腸的前立腺超音波検査)】

超音波器具(プローブ)を肛門から挿入して、前立腺の大きさや形を調べる検査です。

【前立腺生検】

自覚症状、PSA値、直腸診、経直腸エコーなどから前立腺がんの疑いがある場合、診断のために前立腺生検を行います。前立腺生検では、超音波による画像で前立腺の状態をみながら、細い針で前立腺を刺して組織を採取します。

【画像診断】

画像診断としてCT検査、MRI検査、骨シンチグラフィ検査などを必要に応じて行います。

リンパ節転移の有無や肺転移の有無を確認するためにCT検査やMRI検査が行われます。CT検査、MRI検査ともに、造影剤を使用します。前立腺がんは骨に転移しやすいので、骨シンチグラフィーで骨に転移していないかどうか確認する為に行います。

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課 健康増進係

〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1

電話番号 0557-32-1583、32-1630
健康診査担当 0557-52-3051
がん検診担当 0557-52-3005
予防接種担当 0557-32-1584
ファクス番号 0557-35-5700
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健康増進係のメールアドレス kenkou@city.ito.shizuoka.jp