伊東市文化振興基本構想の策定について

更新日:2022年03月22日

伊東市文化振興基本構想を策定しました。

 2016年4月1日施行の「伊東市文化振興基本条例」第6条による「伊東市文化振興基本構想」について、次のとおり策定しました。
伊東市文化振興基本構想はこのページからダウンロードできます。(PDFファイル)

策定に至る経緯

 2016年6月30日、12月16日、2017年2月1日、3月24日の4回にわたる「伊東市文化振興会議」において基本構想を検討し、第4回会議において、全委員による最終協議にて決定いたしました。

基本構想の概要

 基本構想は、文化振興基本条例第1条の目的にある「心豊かな市民生活、活力ある地域社会の実現」を目指すため、「全ての市民が文化を創造し、享受できる環境の醸成」を目的として策定しました。

 この目的を達成するための方策として、「知る」「伝える」「支える」「育てる」の四つのキーワードに集約される基本方針をたてました。

  • キーワード「知る」は「文化の多様性を知り、活用する情報発信」を基本方針とし、文化と呼ばれるものには、様々なものが含まれることを周知するとともに、文化に関する情報提供、郷土を知り学ぶ機会の充実が必要なことを盛り込みました。
  • キーワード「伝える」は「文化の次世代への継承」を基本方針とし、地域文化や自然・歴史・文化に関する遺産の保護・保存や継承を訴えております。またここには、郷土の先人の顕彰も含まれます。
  • キーワード「支える」は「文化活動の活発化に対する効果的な支援」を基本方針とし、自立的な文化活動を支えるための方策についての提言となっております。
  • キーワード「育てる」は「文化の創造、振興を担う人材を増やし、文化に親しむ人を育成」することを基本方針とし、文化活動を行う人、指導する人を育成するための方策を提言しています。

 今回策定した基本構想は、これに基づいて新しい施策を行っていくという性格のものではなく、既設・新設の諸事業の中に、ここに盛り込まれた視点を取り入れていくことで、本市諸文化の底上げを図るものであります。
 文化に関する諸活動は、文化振興基本条例にあるように、自主的な活動が最も重要であると考えます。未来協知の精神のもと、官民一体となった文化振興施策が推進されるよう、その指針としてご活用ください。

 なお、今回提出の基本構想は、永久不変のものではなく、随時見直しを行う必要があるものと思っています。今後の文化振興会議は、基本構想を更新し続けるという命題を持って行ってまいります。

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