同報無線放送について

更新日:2020年09月18日

同報無線とは?

同報無線(市町村防災行政無線)放送は、市から市民の皆さんに速やかにお知らせしたい情報、広くお知らせしたい情報を放送するものです。

同報無線の歴史は古く昭和50年代から、現在では約8割の市区町村が利用しています。
伊東市においては昭和58年5月に開局され、現在では市内に149基設置している屋外放送設備(スピーカー)から放送しています。なお、同報無線が整備される前は、有線放送設備で同様の放送をしていた歴史があります。

同報無線に限りませんが、国内の無線機器は法改正の影響により古くからの通信方式であるアナログ方式をやめ、最新のデジタル方式に順次移行が進められています(伊東市の同報無線は令和2年度中に完了)。

 

同報無線で放送する内容

同報無線放送でお知らせする情報は、次のとおりです。

同報無線の放送内容
災害・防災関連情報 災害時の警戒情報やサイレン、避難に関する情報をお知らせします。
たずね人 行方不明者の捜索に関するお知らせです。
その他、市役所からのお知らせ 必要に応じて情報をお知らせします。

時報について

伊東市では、毎日正午と午後5時の2回、同報無線を用いた時報放送を実施しています。

時報は長い歴史があり、かつて1929年に東京市教育局社会教育課の管轄の下、サイレンを用いて運用されたものが最初とされています。携帯型の時計が普及していなかった時代から、地域住民に時刻を知らせる役割があったのです。

腕時計や携帯電話、スマートフォンが普及した現代においても、同報無線による時報はなお地域生活に深く根付いており、子どもの頃「5時の鐘が鳴ったら帰る」という習慣があった方も多いのではないでしょうか。

時報には、以下のような目的があります。

時報の目的

試験放送

非常時においても無線機器が正常に動作するか確認するため、毎日定時に放送をしています。放送に異常があれば、都度町内会や自主防災会、個人の方等から通報を受け、状況確認や修理といった対応をしています。

時刻のお知らせ

屋外の仕事等で、時計を見にくい・見られないという環境の方々に決まった時間になったことをお知らせしています。

 

同報無線を補助する情報伝達手段

同報無線放送と同時に、地元ケーブルテレビ(CVA、IKC)と地元ラジオ放送局(FMいとうなぎさステーション 76.3メガヘルツ)でも放送の内容をお知らせしています。
関連して、IKCが運用している「テレビプッシュサービス」では、インターネットに接続した専用機器をテレビに繋いでおくと、緊急情報を受信した時にテレビの電源を自動的にON(又はチャンネルを自動切換え)し、情報を表示してくれます(緊急でない平時の情報は、音声とランプのみでお知らせします)。
テレビプッシュサービスの詳細についてはこちら。

同報無線放送が聞き取れなかった時に、後から電話で放送内容を確認できるサービスも行っていますので、御利用ください。(電話36-2180)

さらに、市発行のメールマガジン「同報情報」に登録すると、お持ちのパソコン、携帯電話で、放送内容を即時に文字で受け取ることができます。
登録は、下記からどうぞ。

  • パソコンでの登録はこちらから。
  • 携帯電話から登録する場合はこちらから移動するか、下のQRコードを読み取ってください。
QRコード
この記事に関するお問い合わせ先

危機対策課

〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1
電話番号:0557-32-1361・1362、0557-36-3222
危機対策課へメールを送信する

危機対策課のメールアドレス kikitaisaku@city.ito.shizuoka.jp