第10回地域タウンミーティング <玖須美>
- 開催日 2018年10月2日(火曜日)
- 会場 市役所
- 参加者 約50人
- 意見数 図書館・文化ホール建設について…5件
地域で困っている身近な課題など…11件
意見紹介
図書館・文化ホール建設について
1 建設候補地について
ご意見
現在の図書館及び観光会館の場所へ再築をするという考えは無く、新たな場所へ建設するということで候補地の選定がされたのでしょうか。図書館は駐車場のスペースを十分確保した広い敷地に建設していただきたいと思います。また、100席程度のミニ映画館(シアター)設備があるなど、楽しめる図書館になることを望みます。
回答
新施設建設後は、現在の観光会館は解体することとなると考えております。駐車場は十分確保したいと考えております。
2 建設候補地について
ご意見
小学校の統廃合と関連し、西小学校の跡地を活用するのも一つの案だと思いますが、建設を急ぐ必要があれば、現在の図書館に近いマンダリン跡地が適地ではないかと思います。
回答
多くの皆様から同様のご意見をいただいておりますが、敷地面積の観点から、西小学校の跡地の活用は十分な駐車場の確保が難しいと考えております。マンダリン跡地は有力な候補地の一つとして検討しております。
3 図書館と文化ホールは別々に
ご意見
図書館と文化ホールは目的や施設の特性から別々に建設した方が良いと思います。文化ホールの規模(800席程度)についてはおおむね賛成です。文化ホールは街の象徴となります。訪れる人が行き帰りも楽しめるように商店街と連携できるような場所や、伊東市の顔である駅前に建設するのが良いのではないでしょうか。
回答
図書館と文化ホールは別々に建設した方が良いというご意見を多くいただいています。また、文化ホールの規模については、現在の観光会館の使用状況から800席程度を考えておりますが、観光会館と同程度の1,000席程度を希望する声もあります。皆様の声を伺いながらより良い施設をより良い場所に造ることができるよう検討してまいります。
4 コストについて
ご意見
少子高齢化が進み財政が縮小していく中で負債を減らすために、今後の検討の際には初期投資とランニングコストについても比較検討し、市民へ説明をしてください。図書館の利便性向上のためにも民営化や委託しながらコストを抑え、負担を減らす方法を検討してください。
回答
新施設建設に関連する費用はかなりの金額になることが想定されますので、土地取得も含め十分配慮してまいります。公共施設等の設計、建設、維持管理及び運営に民間の資金とノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図るPFIの手法の適用についても検討を進めているところです。
5 障がいのある人や高齢者にも配慮した施設を
ご意見
様々な障がいのある人や高齢者の利用に配慮した施設となるようお願いします。
- 窓付きドアのエレベーター(災害時にエレベーターが停止した場合、聴覚障がい者はインターホンで通報できないが、窓があれば窓を通じて外部の人に知らせることができ、また、外からエレベーター内の状況を知ってもらうことができるため。)
- 緊急時に知らせるランプや電光掲示板などの表示設備
- 混雑した中でも車いす利用者が往来しやすい幅(車いす横に2台分程度)を確保した通路 など
回答
具体的なご提案は大変参考になります。新施設の建設に当たっては、障がいのある人、高齢者、子どもたちなど様々な状況の方々にとって便利で使いやすい施設となるよう検討してまいります。
地域の身近な課題・伊東市の未来について
1 市民グラウンドの人工芝生化について(教育・学習)
ご意見
昨年度要望の出た市民グラウンドの整備について、人工芝生化の計画を進めているとのことで、大変嬉しく思います。
回答
市民グラウンドの整備に関連し、南中学校へのナイター設備設置及び周辺遊歩道整備についても一体的に進め、可能な限り速やかに実施したいと考えております。利用者のご意見を取り入れながら、基本計画や実施設計等の手続きを進めてまいります。
2 横断歩道について(安全・安心)
ご意見
竹町の元洋菓子店付近のカーブになっているところに横断歩道が2か所あり、運転者も歩行者も見にくくなっています。どちらか1か所に統合し、安全に渡れるようにしてください。
回答
警察の交通規制審議会において横断歩道の新設や廃止などを審議しております。伊東警察署交通課に伝えたところ、本来不要な、あるいは横断歩行者の安全を守れない横断歩道は撤去することが望ましいとのことでしたので、引き続き検討をお願いいたしました。
3 屋内プールについて(教育・学習)
ご意見
伊東市には屋内の市民プールがありません。今後整備する計画はありますか。新たに造ることが難しいのであれば、宇佐美中学校のプールを再び一般開放することはできないでしょうか。
回答
宇佐美中学校のプールについては管理運営にかかる監視業務や光熱水費などの維持管理費等に対して利用者が少ないことから一般開放の再開は見送ってまいりました。今後、高校の再編が予定されており、新高校の施設については屋内プールの整備を含め県へ要望してまいります。宇佐美中学校屋内プールの活用については老朽化した設備の状況等を踏まえ、引き続き検討してまいります。
4 藤の広場でのイベントについて(魅力・活力)
ご意見
藤の広場で開催のイベントの照明が観客側に向かっており、ステージ側が見えませんので適切な角度に調整をお願いします。
回答
夜間のイベントでは、安全面を考慮して会場内の明るさを確保しつつ、観客側からの見え方も考えながら、照明を調整してまいります。
5 浜新道について(安全・安心)
ご意見
和田湯会館から野村商店まで(浜新道)は一方通行ですが、駐車禁止を解除して片側だけでも駐車できるようにすれば、買い物客の利便性向上になり、近隣商店街の活性化に繋がるのではないでしょうか。また、あんじん通りも一方通行にして片側を駐車可能としたら同様の効果があるのではないでしょうか。
回答
浜新道は午前9時から午後4時まで駐車可能となっています。あんじん通りは路線バスも通行しており一方通行にすることは難しいと考えております。伊東警察署交通課に確認したところ、交通規制は地元住民の合意が重要であるとの前提のもと、基本的には商店街が活性化して交通量が増加した場合交通規制を変更する場合はあるが、交通量に変化がないのに交通規制を変更することは考えていないとのことでした。
6 高校再編について(教育・学習)
ご意見
高校再編について、新設される高校の場所、偏差値や学科など全く情報がありません。入試の時期になってからでは遅いため、わかり次第知らせていただきたいと思います。このままではますます市外の高校へ進学する子どもが増えていきます。
回答
高校再編については県教育委員会高校教育課において検討されております。本市の子どもたちにとって大変重要なことであるため、皆様のご意見ご要望を伝えるとともに、皆様への速やかな情報提供をお願いしてまいります。
7 消防団員の確保について(安全・安心)
ご意見
消防団員の確保に大変苦労しています。消防団員が災害時等に出動しやすくなるように、事業所(勤務先)に対し消防団活動への理解を深めていただくための取組をお願いします。
回答
全国的に消防団員が不足している現状を踏まえ、夜警激励において分団員の意見、地域の抱える問題点を聴取し、市民に広く消防団活動を理解していただけるよう広報いとう6月号において「消防団特集」を掲載いたしました。各事業所等に対しても消防団員が活動しやすい環境を整えていただけるよう、理解を求めてまいります。
8 競輪事業の黒字分について(まちづくり)
ご意見
競輪事業での黒字を、図書館・文化ホール建設費用に充てることは可能でしょうか。
回答
競輪事業の収益金については、一般会計への繰出金として、市の財源としております。その使途については、教育施設や生涯学習施設の改修などに使用しております。ご意見の図書館・文化ホールの建設費用に収益金を充当することも可能ですので、今後検討してまいりたいと考えております。

9 高齢者対策について(健康・福祉)
ご意見
1人暮らしの高齢者が増えている中、今後の対策はどのようにお考えですか。
回答
可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を進めております。市内5か所の地域包括支援センターを中心に、生活支援コーディネーターの配置や居場所づくり等様々な施策を展開する中で、地域の皆様のご協力も欠かせないものと考えております。
10 伊東魚市場の建替計画について(魅力・活力)
ご意見
伊東魚市場の建て替え計画について、2月に行われた建設工事の入札が成立せず、計画を撤回する方針を固めたとの報道がありましたが、今後の見通しはどのようになっていますか。
回答
人件費や資材の高騰など様々な要因により、入札が2回不調になったことは報道のとおりです。漁協の経営陣も全てをあきらめたわけではなく、身の丈に合った整備を検討しているところであり、市も一緒に検討してまいります。
11 渋滞について安全・安心
ご意見
竹町交差点や泉入口交差点は右折車で渋滞が発生しています。渋滞解消のため、時差式信号機の導入をお願いいたします。
回答
交差点改良については長年検討してまいりましたが、拡幅には至っておりません。伊東警察署交通課に伝えたところ、両箇所とも交通量の調査をすでに実施しており、時差式信号機の導入にいたるほどの交通量に達していないとのことでしたので、現在のところ当該信号機の導入は予定されておりません。
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更新日:2019年07月01日