介護する家族の支援
伊東市高齢者あんしん見守りネットワーク事業
この事業は、認知症等で行方が分からなくなる可能性がある方等が、事前に登録し、警察署と情報共有することにより、地域全体で認知症の方を見守り、行方不明になった場合に、早期発見することを目的としています。
QRコード付見守りシール及び、インターネットサービスを活用したシステムで、24時間365日身元確認のための情報伝達ができるサービスです。
対象者
在宅で生活し、認知症等により行方不明となる可能性がある方で、
・伊東市に住民票がある65歳以上の人
・または、若年性認知症等の症状がある65歳未満の人
申請方法
申請時にご準備いただくもの
・見守り対象者及び申請者の印鑑
・発見時にスマートフォン等で確認できるメールアドレス(3名まで登録可能)
・顔と全身が分かる見守り対象者の写真(可能な場合)
上記3点をご準備いただき、「利用申請書」及び「同意書」に記入して、高齢者福祉課窓口にお越しください。
QRコード付見守りシールについて
この事業に登録された方で、QRコード付見守りシールを希望される方には、無料で40枚お渡しします。
・耐洗ラベル(衣類にアイロンで貼るタイプ)30枚
・蓄光ラベル(ナイロン製バッグ等にそのまま貼るタイプ)10枚
追加購入の場合は全額自己負担(郵送料含む)となります。 ご希望の際は、高齢者福祉課までご連絡ください。
申請内容の変更及び事業の中止について
・申請内容に変更があった場合(連絡先等)
・市外への転居、施設入所、死亡等により本事業の対象者に該当しなくなった場合
利用(変更・中止)届の提出をお願いします。
地域の皆様へご協力のお願い
一人でも多くの方に、「QRコード付見守りシール」のことを知ってもらうことで、地域での見守りや早期探索につながります。 認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために、ご家族やご友人など周りの方に、「QRコード付見守りシール」についてお話いただき、周知にご協力をお願い致します。
QRコード付見守りシールを貼っている人を見かけたら・・・
道に迷っていたり、何かに困っている可能性があります。ゆっくりと「どうされましたか?何かお手伝いできることはありませんか?」と声をかけてみてください。そして、可能でしたら、お手持ちの携帯電話やスマートフォンで「QRコード」を読み取ってみてください。
QRコードを読み取ると・・・
対象者の方について、事前に登録した内容が表示されます。
・ニックネーム(例:お父さん、おばあちゃん、たろうさん等)
・身体的特徴(例:身長150cm、白髪、帽子をかぶっている等)
・既往歴(例:認知症、糖尿病、アレルギー、感染症等)
・保護時に注意すべきこと(例:右耳が遠いので、左耳に話かけてください。はなこ(娘)の名
前を言うとおちつきます。等)
また、個人情報を開示することなく、保護者の方とメッセージのやりとりをすることができますので、「発見場所」や「健康状態」等を入力して、ご協力をお願いいたします。
QRコードを読み取る端末をお持ちでない場合・・・
QRコードの下に記載されている識別番号「AA0000」を、高齢者福祉課までお電話でお知らせください。
お一人での対応が難しい場合は、周りの方に協力をお願いして下さい。
伊東市高齢者あんしん見守りネットワーク事業チラシ (PDFファイル: 2.0MB)
介護用品(紙おむつ等)支給事業
寝たきりの方のいる家庭の在宅生活を支援するため、介護している家族に対し介護用品を支給します。
(ご自宅まで配達)
支給条件
介護しているご家族
要介護者と生計を同じくしている市民で、市民税非課税世帯、かつ介護保険料の未納が一年以上ない方
介護を受けている方
要介護認定で、要介護4又は5と認定された市民で、市民税非課税世帯、かつ介護保険料の未納が一年以上ない方
申請方法
事前に、対象の有無を市高齢者福祉課へご相談下さい。
申請書(介護用品支給申請書)を提出する方法は、各地域包括支援センターまたはケアマネージャーを通して、市高齢者福祉課窓口で申請できます。
在宅家族介護支援金、温泉券及びマッサージ券支給事業
寝たきりの方のいる家庭の在宅生活を支援するため、介護している家族に対し、支援金、温泉入浴券(伊東マリンタウンシーサイドスパ)及びマッサージ券を支給します。
支給条件
介護しているご家族
要介護者と生計を同じくしている市民で、介護保険料の未納が一年以上ない方
介護を受けている方
要介護認定で、要介護4又は5と認定された市民で、市民税非課税世帯、かつ介護保険料の未納が一年以上ない方
(ただし生活保護世帯を除く)
支援金額
区分(介護を受けている方) | 支給額(月額) |
---|---|
介護保険料第1段階 | 5,000円 |
介護保険料第2段階 | 4,000円 |
介護保険料第3段階 | 3,000円 |
温泉券、マッサージ券
1か月につき各1枚ずつ支給します。
申請方法
事前に、対象の有無を市高齢者福祉課へご相談下さい。
申請書(在宅高齢者等介護家族支援金等支給申請書)を提出する方法は、各地域包括支援センターまたはケアマネージャーを通して、市高齢者福祉課窓口で申請できます。
高齢者虐待防止に関すること(伊東市家庭内暴力及び虐待防止連絡協議会)
高齢者虐待の早期発見、早期対応を図るとともに、家族、親族などの高齢者の養護者の支援を行いその負担の軽減を図るため、平成18年4月1日より『高齢者虐待防止法(正式名:高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律)』が施行されました。
高齢者虐待とは…
『養護者』(高齢者を現に養護・介護している家族、親族、同居人等) または『養介護施設従事者等』(高齢者の入所施設、高齢者向けの福祉・介護サービスに従事する職員)が行う次のような行為が虐待にあたります。
区分 | 内容 | 具体例 |
---|---|---|
身体的虐待 | 殴る、蹴るなどの暴力行為によって身体にあざや痛みを与える行為。 また外部との接触を意図的、継続的に遮断する行為のこと。 |
|
介護・世話の放棄・放任 (ネグレクト) |
介護や生活の世話を行っている家族が水分や食事の提供や入浴などの世話を放棄または放任。 高齢者の生活環境や、高齢者自身の身体・精神的状態を悪化させること。 |
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心理的虐待 | 言動や威圧的な態度で脅しや侮辱を与えたり、無視、嫌がらせなどによって精神的な苦痛を与えること。 |
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性的虐待 | 本人のいやがる性的な行為やその強要を行うこと。 |
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経済的虐待 | 財産やお金を本人の合意なしに使用すること。また、日常生活で必要な金銭を渡さないこと。 |
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「高齢者虐待への対応と養護者支援について」(2006年4月 厚生労働省老健局)
高齢者虐待を発見したら…
養護者又は養介護施設従事者等による高齢者虐待を受けたと思われる高齢者を発見した方は、速やかに市高齢者福祉課に連絡(通報)してください。
虐待を受けている、またはそのおそれがある方は…
養護者及び養介護施設従事者等から虐待を受けている、又はそのおそれがある場合には、市高齢者福祉課または地域包括支援センター(長寿いきいきサポート)にご相談ください。
添付ファイル
伊東市介護用品支給事業(申請書) (PDFファイル: 46.6KB)
伊東市在宅高齢者介護家族支援金等支給申請書 (PDFファイル: 85.5KB)
- この記事に関するお問い合わせ先
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高齢者福祉課 長寿支援係
〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1
電話番号:0557-32-1561・1562
高齢者福祉課へメールを送信する
更新日:2024年06月26日