伊東市洪水浸水想定区域図
浸水想定区域とは?
浸水想定区域とは、河川の氾濫により、住宅などが水につかる浸水が想定される区域のことです。
水防法では以下のように定められています。
国土交通大臣は、第十条第二項又は第十三条第一項の規定により指定した河川について、都道府県知事は、第十一条第一項又は第十三条第二項の規定により指定した河川について、洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、又は浸水を防止することにより、水災による被害の軽減を図るため、国土交通省令で定めるところにより、想定最大規模降雨(想定し得る最大規模の降雨であつて国土交通大臣が定める基準に該当するものをいう。以下同じ。)により当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として指定するものとする。 |
ここでの「指定した河川」というのは、国土交通省及び都道府県が「洪水予報河川」「水位周知河川」に指定したものを言います。
伊東市においては、伊東大川が水位周知河川にあたります。
どれぐらいの雨が降った時の浸水想定?
水防法の定めにより、浸水想定区域は「想定最大規模降雨」により河川が氾濫した場合を基準としています。伊東大川において想定し得る最大規模の雨量は、24時間雨量で831mmとされています。
参考までに、過去の大きな台風による伊東市の24時間雨量は以下の記録となっています。
災害名 | 雨量 |
狩野川台風(昭和33年台風第22号) | 317.8mm |
平成16年台風第22号 | 386mm |
令和元年台風第19号 | 297mm |
さらに、国内においては令和元年10月12日(令和元年台風第19号)に神奈川県の箱根町で記録された942.5mmが24時間雨量の最高記録となっています(気象庁ホームページ)。
静岡県地理情報システム
静岡県地理情報システム(静岡県GIS)では、伊東大川水系の河川氾濫により、浸水が予想される洪水浸水想定区域図を閲覧できます。
梅雨から秋にかけては、台風や局地的豪雨が発生しやすいので、いざというときに備え、お住まいの地区の避難所や避難方法などを確認しておきましょう。
静岡県GISはこちら(操作方法は以下を参照)

洪水浸水想定区域図を確認する手順
1.リンクを開くと、利用規約が表示されます。確認の上、「同意する」ボタンを押してください。
2.左側の河川一覧を下にスクロールし、「伊東大川」を選択します。右側にある「+」「-」のボタン又はマウスホイールで地図の縮尺を変更できます。
3.上部の検索欄に住所や目標物を入れると検索できます。検索結果は左下に表示され、地図上に対応する番号のマーカーが出現します。また、地図上で着色されている箇所をクリックすると、右上にその地点の浸水深が表示されます。
- この記事に関するお問い合わせ先
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危機対策課
〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1
電話番号:0557-32-1361・1362、0557-36-3222
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更新日:2020年09月07日