伊豆東部火山群・伊東市広域避難計画について

平成27年度策定の「伊豆東部火山群の伊東市避難計画」は、避難を要する範囲を「噴火の可能性がある範囲」の周囲から2.0km（噴火影響範囲）とし、避難対象となる地区の住民を徒歩で噴火影響範囲から避難させる方針の計画でした。

その後、国の「火山防災マップ作成指針」に基づき噴火影響範囲を見直すこととなり、平成30年10月開催の伊豆東部火山群防災協議会において、噴火影響範囲を「噴火の可能性がある範囲」の周囲から陸域3.5km（大きな噴石の影響範囲）、海域3.0km（ベースサージの影響範囲）とすることが承認されました。

このことにより、市内における避難対象者数が大幅に増加し、また従前の徒歩による避難が困難になったことから、自家用車や公共交通機関により近隣の他市町に避難していただく「広域避難計画」を新たに策定するに至りました。

伊東市では令和4年度から広域避難計画の作成に着手しており、この度令和6年2月9日に開催された伊豆東部火山群防災協議会において、「伊豆東部火山群・広域避難計画」が承認されましたので、計画書を公表いたします。

まずは本計画について御理解いただき、有事の際には本計画に基づいた迅速な避難をお願いいたします。