都市計画道路の変更(案)に関する住民説明会の記録(伊東駅伊東港線)

更新日:2021年07月21日

伊東駅伊東港線第1回説明会の様子

会場:伊東ふれあいセンターの様子

令和3年6月24日(木曜日)、伊東ふれあいセンターにて、同28日(月曜日)、伊東市役所にて、都市計画道路の伊東駅伊東港線に関する住民説明会を開催しました。

住民説明会で報告させていただいた説明の概要と結果についてお知らせさせていただきます。

住民説明会の概要

伊東駅伊東港線

伊東駅伊東港線1
伊東駅伊東港線2

(写真1) 14-1未改良区間

伊東駅伊東港線3

(写真2) 14-1未改良区間

伊東駅伊東港線4

(写真3) 改良済区間

伊東駅伊東港線5

伊東駅伊東港線は、伊東駅と伊東港を結ぶ延長約1,390mの路線です。現在は、幅員が6mの区間や未改良の区間もあります。昭和32年3月の都市計画決定により、幅員8mに整備する計画となっていました。この度、市では、当該計画について必要性と合理性の再検証を行いました。

必要性の検証

  • 近隣に伊東駅や伊東公園、松原公園などの主要都市施設があり、道路整備により、これらの施設へのアクセス性の向上が認められる。
  • 津波浸水想定区域内にあり、道路整備により津波避難に寄与すると認められる。
  • 静岡県の第三次地震被害想定における延焼危険度ランク3以上の区域となっており、道路整備により延焼防止の機能が高まる。

 

合理性の検証

  • 昭和32年に決定した計画が、現在の道路構造令に適合せず、県の補助金交付対象となる街路事業としての整備ができない。
  • 計画を見直すにしても、完成するまでの間、さらなる長期間にわたって建築制限をかけ続けることになる。
  • 橋梁の整備が必要になるなど、整備に莫大な費用がかかる。
  • 当該計画を廃止しても将来の交通処理やまちづくりに与える影響は少ない。

 

結果

一定の必要性は認められるものの、合理性の課題が大きく、将来の交通処理やまちづくりに与える影響も少ないことから、当該計画を廃止としたい。(現状の道路のままとしたい。)

しかしながら、伊東駅伊東港線の計画を廃止することについては、住民説明会において大変多くのご意見・ご要望をいただきました。

特に、安全面に関するご意見・ご要望が多かったことから、今後については、市の関係各課と連携し、必要な対策を講じてまいります。安全面の対策につきましては、都市計画道路を整備する方法以外にも様々な対策があり、

  • ゾーン30・・・・区域(ゾーン)を定めて最高速度30km/hの速度規制を実施
  • 道路構造の工夫・・ハンプ、狭さく、シケイン等を整備

などがあります。これらの対策について、関係各課とともに検討してまいります。

住民説明会で寄せられたご意見・ご要望

いただきましたご意見・ご要望については、担当課と対応を検討してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

都市計画課 計画係

〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1
電話番号:0557-32-1781
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都市計画課のメールアドレス toshikei@city.ito.shizuoka.jp