八幡宮来宮神社社叢(国指定天然記念物)

更新日:2019年07月01日

はちまんぐうきのみやじんじゃしゃそう

八幡宮来宮神社社叢の写真1
八幡宮来宮神社社叢の写真2

 日本列島の暖帯の極相の状態を示す照葉樹林の一つの典型ともいえる林で、社叢を構成する高木には、ウラジロガシ、スダジイ、アラカシ、イチイガシ、イヌマキ、クスノキ、 タブノキ、ホルトノキなどの常緑樹があります。

 林下にはカギカズラ、シタキソウ、イズセンリョウ、ハナミョウガ、モロコシソウ、イズカニコウモリなどがみられます。 イズカニコウモリは伊豆半島固有の植物です。中でもリュウビンタイ(シダ植物)(右写真)は、この社叢が北限自生地とされてきた貴重な植物ですが、近年には、熱海市の網代にも生育することが明らかになりました。

 ひっそりとした静寂な雰囲気のある境内ですが、近年は以前より明るくなってきたといわれています。また、本殿などが、県指定文化財の建造物になっています。

八幡宮来宮神社社叢の概要
指定年月日 1934年8月9日

周辺案内図

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