富戸の魚見小屋(県指定有形民俗文化財)
ふとのうおみごや


ボラの大群を入り江に追い込んで捕獲するために、船と連携して指示を出していた、ボラ漁の中心的な役割であった見張り小屋です。
富戸にはこのノリクチの魚見小屋のほかにも3カ所の小屋がありましたが、常設され寝泊りが可能であったのは、この小屋だけでした。
伊豆の各地で見られたボラ漁でしたが、この富戸のでも1955年頃をピークに衰退し、現在では漁そのものが行われていません。
傷みが激しく、小屋が消滅する恐れがあったことから、貴重な沿岸漁業の歴史を語る文化財として、県の指定を受けた機会に復元工事を行いました。
指定年月日 | 1995年3月16日 |
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魚見小屋周辺の傷みが激しいことから、離れたところから見学できるようになっています。危険ですので、魚見小屋周辺には近寄らないようにお願いいたします。
周辺案内図
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更新日:2019年07月01日