八幡宮来宮神社神輿(市指定工芸品)

更新日:2019年07月01日

はちまんぐうきのみやじんじゃみこし

八幡野の神輿の写真

 市内の各神社にはそれぞれ立派な神輿がありますが、八幡野の神輿のうち1基は、輦台(れんだい)裏に安永7年(1778)8月の墨書があり、 市内で一番古いものと思われます。

 棰木(たるき)から四方に垂れている瓔珞(ようらく)といわれる飾り金具への卍紋の取り入れ、 屋根の四隅の蕨手(わらびて)の上に燕などは、明治以前の神仏混合の名残をとどめています。

 別の1基には、天保11年(1840)の銘があります。安永のものと同様式で、いずれも神輿全体の均整がとれ、簡素の中にも格調の高さを示しています。

八幡宮来宮神社神輿の概要
指定年月日 1970年5月12日
指定番号 市9号
制作年代 ア 安永7年(1778)
イ 天保11年(1840)

神輿・屋台は9月の敬老の日と前日(日曜日・月曜日)に実施される祭典において披露されます。

周辺案内図

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