避難情報が変わりました

更新日:2024年04月01日

避難情報(警戒レベル)が変わりました

災害対策基本法(昭和三十六年法律第二百二十三号)改正により、令和3年5月20日から、避難情報の発令方法が変わります。

  • 警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始」が「高齢者等避難」に変わります。
  • 警戒レベル4「避難勧告」「避難指示(緊急)」が「避難指示」に一本化されます。(※「避難勧告」の名称は廃止となりました。)
  • 警戒レベル5「災害発生情報」が「緊急安全確保」に変わります。

以上の変更を反映した新しい警戒レベル表記は、以下のとおりになります。

警戒レベル表記
警戒
レベル
状況 新たな
避難情報
取るべき
行動
備考
5 災害発生
又は切迫
緊急安全確保 直ちに安全確保 ・すでに災害が発生、もしくは切迫しています。
・逃げ遅れた可能性があります。
・避難場所への移動が危険な場合があります。
・現在の場所で垂直避難等の安全確保をするか、近隣の頑丈な建物に移動する等、直ちに身の安全を確保してください。
警戒レベル4までに危険な場所から必ず避難
4 災害のおそれが高い 避難指示 危険な場所から全員避難 ・災害が差し迫っています。
・危険な場所にお住まいの方は速やかに立ち退き避難をしましょう。
3 災害のおそれあり 高齢者等避難 危険な場所から高齢者等は避難 ・災害が発生するおそれがあります。
・危険な場所にお住まいの、避難に時間がかかる高齢者や障がい者の方は、支援する方と一緒に避難しましょう。
・それ以外の方はすぐに避難できるよう準備をしましょう。
2 気象状況悪化 避難方法確認 ・避難場所の確認や家族間の連絡方法を確認しましょう。
1 今後気象状況悪化のおそれ 最新の気象情報に注意 ・テレビ等で今後の気象情報に注意しましょう。

※取るべき行動はあくまで一例です。身の危険を感じた場合は、避難情報が発令されていなくても(避難所が開設されていなくても)安全確保や知人宅へ避難をする等、臨機応変な対応をお願いします。

避難行動について

避難が必要かどうかは、お住まいの場所や気象状況等の諸条件によって変わります。自分の置かれた状況を確認しながら、以下を参考に判断の一助としてください。

避難行動について
置かれた状況 立ち退き避難の必要性
  • 家は頑丈な造りである。
  • 家は土砂災害警戒区域、洪水浸水想定区域等の災害区域内には入っていない。
  • 家の立地に不安はない。
  • 食料等の備蓄は十分にある。

小さい

避難先への移動がかえって危険になる場合があります。

  • 家が古くて心配である。
  • 家が土砂災害警戒区域、洪水浸水想定区域等の災害区域内に入っている。
  • 家が立地が不安(がけの上、水はけが悪い等)
  • 一人暮らしで不安

大きい

道中にも危険要素はあるため、早めの避難行動をおすすめします。

避難先について

「避難をする」と一口に言っても、様々な避難方法があります。状況によってとるべき行動は変わるので、以下を参考に、判断の一助としてください。

避難先について
避難先 概要

屋内安全確保

今いる場所に危険がなければ避難の必要はありません。備蓄品等をしっかり準備し、災害に備えましょう。

安全な親戚・知人宅等

普段から避難することを相談しておき、いざという時頼れる関係を構築しておきましょう。災害の影響範囲外にある宿泊施設に避難するのも手です。

指定避難所

感染症対策のため、マスクや消毒用品等は各自で準備しましょう。突発的な災害でない限り、食料や飲料水等は提供されませんので、各自で準備しましょう。

車中泊

やむを得ず車中泊をする場合は、駐車場所が安全であることを確認しましょう。また、適度に体を動かして血流を促し、エコノミークラス症候群を予防しましょう。

 

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