2025年、熱中症に注意!!
暑い季節(5月から10月まで)は特に熱中症に注意が必要です。
初夏は身体が暑さに慣れていないため 上手く体温の調整ができずに、そこまで暑さを感じなくても熱中症になっている事があります。近年では9月以降も猛暑日になる日があります。
気温が高い、湿度が高い、風が弱い日はもちろん、自身の体調不良や激しい労働や運動時等、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。健康に自信がある人も「今まで熱中症にはなったことないよ」という人も、この時期の外出は、暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。また、こまめに水分を取り、熱中症を予防しましょう。
熱中症の要因は?
環境 | 気温が高い、湿度が高い、風が弱い、一日の寒暖差 など |
身体 | 子ども、65歳以上、二日酔い、低栄養、糖尿病などの持病がある など |
行動 | 激しい運動、屋外作業、水分補給が少ない など |
熱中症の症状は?
軽度 | めまい、失神、筋肉痛、手足のしびれ、倦怠感 など |
中度 | 頭痛、吐き気、虚脱感 など |
重度 | 意識障害、けいれん、高体温 など |
熱中症の予防法ポイントは?
(1)暑さを避け、こまめに水分を補給しましょう。
(2)暑さに備えた体づくりをし、急に暑くなる日にも注意しましょう。
(3)涼しい服装にしましょう。
(4)「おかしいぞ!?」と感じたら病院へ
(5)周りの人にも気配りし、お互いを配慮しましょう。
熱中症の対処法と受診の目安
~熱中症が疑われたら何をするべきか~
涼しい環境への避難と冷却
風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内等に避難させましょう。うちわや扇風機等で扇ぐことにより体を冷やします。服や下着の上から少しずつ冷やした水をかける方法もあります。
水分・塩分の補給
冷たい水を持たせて、自分で飲んでもらいます。冷たい飲み物は胃の表面から体の熱を奪います。同時に水分補給も可能です。大量の発汗があった場合には、汗で失われた塩分も適切に補える経口補水液やスポーツドリンク等が最適です。
自力で水分の摂取ができない時は(意識がはっきりしない時)⇨医療機関へ
「呼びかけや刺激に対する反応がおかしい」、「答えがない ( 意識障害がある )」時に、水分を飲ませようとすると、誤って気道に流れ込む危険があります。
また「吐き気を訴える」「吐く」という症状は、すでに胃腸の動きが悪くなっています。この場合には、緊急で医療機関に搬送することが最優先の対処方法です。
子どもや65歳以上の方、疾患をお持ちの方々は熱中症のリスクがさらに上がります。3密(密集、密接、密閉)を避けつつ、周りの方からも積極的に声掛けをお願いします。
熱中症と感染症について
熱中症と感染症等は、発熱あるいは高体温、倦怠感、食欲不振、筋肉痛など似たような症状が多く、症状だけでは区別が難しいことがあります。
日頃より平熱を知っておくことで、早くに発熱に気づき、早めに自宅で静養するという判断材料になります。
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。
その他リンク
伊東市 環境課ホームページ 熱中症警戒アラート及び暑熱避難施設(クーリングシェルター)について
環境省 熱中症予防情報サイト
厚労省 熱中症関連情報
総務省 消防庁 熱中症の最新情報
国土交通省 気象庁 高温注意情報などの気象情報等
伊東市 環境課ホームページ 熱中症警戒アラート及び暑熱避難施設(クーリングシェルター)について
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康推進課 健康増進係
〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1
電話番号 0557-32-1583、32-1630
健康診査担当 0557-52-3051
がん検診担当 0557-52-3005
予防接種担当 0557-32-1584
ファクス番号 0557-35-5700
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更新日:2025年05月09日