[固定資産税] 家屋が年々老朽化していくのに評価額が下がらないのは?

更新日:2019年07月01日

 家屋については年々老朽化していくのに、評価額が下がらないのはおかしいのではないでしょうか?

 家屋の評価額は、評価の対象となった家屋と同一のものを評価の時点においてその場所に新築するものとした場合に必要とされる建築費に、家屋の建築後の年数の経過によって生ずる損耗の状況による減価等をあらわした経年減点補正率を乗じて求められます。

 ただし、その価額が前年度の価額を超える場合は、通常、前年度の価額に据え置かれます。

 家屋の建築費は、1993年頃からそれまで続いていた上昇傾向が沈静化し、以後は建築資材価格等が下落傾向を示しています。

 このようなことから、比較的建築年次の新しい家屋については、評価替えごとにその価額が下落しています。

 一方、建築年次の古い家屋については、過去に建築費の上昇が続く中、評価額が据え置かれていたこともあって、近年の建築資材価格等の下落を加味した評価額であっても、以前から据え置かれている価額を下回るまでにはいたらず、評価額が下がらないといったことがあります。

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