リフィル処方箋について

更新日:2023年07月24日

リフィル処方箋とは

リフィル処方箋とは、従来の分割調剤に加え、2023年4月に導入された制度です。

症状が安定していて、通院をしばらく控えても問題ないと医師が判断した場合、医師及び薬剤師の適切な連携のもと、医療機関に通院することなく一定期間内に処方箋を最大3回まで繰り返し使用することができます。

リフィル処方箋を使用することで、通院にかかる時間や費用の負担の軽減や、医療費の負担が抑えられる等のメリットがあります。

なお、分割調剤は、以下のような場合に行われます。

  • 薬剤の長期保存が困難な場合
  • 後発医薬品を初めて使用する場合
  • 医師による指示がある場合

リフィル処方と分割調剤の違い

例えば、90日分の内服薬を、30日分ごとに薬局で調剤して交付する場合、

分割調剤では、医師が90日分の処方箋を発行し、薬局に対して3回に分割して調剤するよう指示がでます。

リフィル処方では、医師は30日分の処方箋を、繰り返し利用できる回数を記載した上で発行します。

リフィル処方箋の使い方

1回目の処方は、通常の処方と同様に、交付日を含めて4日以内に薬局で調剤してもらいます。薬局から、調剤予定日が記入されたリフィル処方箋が返却されるので、紛失しないよう保管しましょう。

2回目以降は、調剤予定日の前後7日以内にリフィル処方箋を薬局に持っていくことで、薬を受け取ることができます。

なお、2回目以降の調剤は、医師の診察なしで薬を受け取るため、薬剤師による服薬状況や副作用の確認等が重要となります。そのため、症状の変化や気になる点を相談しながら、同一の薬局で継続的に調剤してもらうことが推奨されます。

 

この記事に関するお問い合わせ先

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