所信表明(2026年1月6日)
令和8年1月市議会臨時会の開会に当たり、所信を申し述べさせていただく機会をいただきましたことに厚くお礼を申し上げますとともに、市政運営について、私の決意の一端を申し述べさせていただきます。
この度の市長選挙におきまして、市民各層の皆様方からのご支援を得て当選の栄に浴し、第22代伊東市長として市政のかじ取りを担える喜びを感じるとともに、その責任の重大さに身の引き締まる思いであります。
また、選挙戦を通していただきました多くの励ましやご支援に対し心から感謝を申し上げるとともに、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を切にお願い申し上げるものであります。まずは、これまでの一連の市政の混乱や停滞に対し、市のトップとして改めてお詫びを申し上げますとともに、この事態を一刻も早く正常化させることを私の使命として、市民の皆様の生活の安定を確実なものとし、市政の信頼回復を図るため、これまでの政治経験を生かし、市政を力強く前に進めてまいります。
さて、私は、「政治を身近に役立つものへ」をモットーに、令和7年9月10日に市議会が解散されるまでの、およそ6年間、伊東市議会議員として多くの皆様のご支援やお力添えをいただきながら、これまで様々な施策の実現につなげることができました。
一方で、現在、本市には、市民の皆様の子育てや教育の充実、命を守る防災対策、急激な物価高騰に伴う苦しい経済状況への対策、透明性ある市政の運営、移動・交通手段の不安解消など、数多くの課題が山積しており、スピード感を持った、待ったなしの市政運営が求められていると認識しております。
そこで、私は、今回「すぐやる!!」をスローガンに、このような伊東市政の課題をいち早く解決するため、私の有する若さや政治経験、専門知識を生かし、もっと信頼される市政、市民の負担を減らす伊東市、人口を減らさず増やす伊東市の実現を目指してまいります。
それでは、今般の市長選挙におきまして、市民の皆様と約束させていただきました主要な施策につきまして、5つの重点政策に基づいて申し述べさせていただきます。
1つ目の重点政策は、「子ども・子育て、教育・文化・スポーツ支援」であります。
この重点政策は、5つの重点政策の中で、私が最も重視している政策であり、すぐに取り組むべき重点事項といたしましては、妊娠・出産費用の無償化、ゼロ歳からの保育料無償化、育児用品支給事業の創設、ファミリーサポートセンターの充実に加え、一時預かり制度における対象者や利用日数の拡充を図ってまいります。
また、給食につきましては、給食費無償化の対象を小・中学校に加え、幼稚園や保育園にも拡充し、アレルギー対応等で弁当を持参している方への給食費相当分の支援に加え、地産地消事業の更なる充実やオーガニック給食の実現に向けた取組等を進めてまいります。
さらに、通学費の無償化に加え、給付型奨学金の創設につきましても取組を進めてまいります。その他の取組といたしましては、市民の皆様のニーズに応えられる社会体育施設の整備、公園の駐車場や遊具の整備充実、不登校児童・生徒への支援の充実、文化活動に対する支援の拡充、図書館協議会の設置や図書ニーズに応じた司書の適正配置などによる図書館施策の充実に加え、市営プールの再整備、観光会館の代替施設となる多目的アリーナやホールの整備、子どもの遊び場施設の誘致等による雨天でも遊べる施設の整備等を進めてまいります。
2つ目の重点政策は、「防災・医療・福祉分野などの命を守る政策」であります。
具体的には、耐震性に問題のある市有施設をゼロにするとともに、コミュニティFM難聴エリアの解消、体育館等に停電時でも使える空調の整備、命の道である亀石峠のトンネル化や内陸道路の整備推進、津波避難機能を備え、改札口が付設したJR伊東駅東西自由通路の整備、消防団や自主防災会がより安全で活動しやすい環境整備に加え、孤独死ゼロや、伊東市民病院においてより多くの方が安心して入院できる環境づくり等に取り組んでまいります。
3つ目の重点政策は、「強みを生かした産業・経済・観光振興」であります。
すぐに取り組むべき重点事項といたしましては、物価高騰緊急家計支援として、国の重点支援地方交付金等を活用した現金給付やプレミアム付商品券事業に加え、個人市民税の時限的減税や国民健康保険税の負担軽減などに向けた取組を実施してまいります。
その他の取組といたしましては、観光施設整備基金の制度拡充により、ハード面だけでなくソフト面にも活用可能とするとともに、按針祭花火の企業協賛負担の軽減、子育て世帯に選ばれる観光地づくり、新商品開発助成制度の創設などによる食の魅力向上、新規就農者支援強化や育てる漁業の推進などによる第一次産業振興の拡充、企業誘致や起業支援の強化を行ってまいります。
また、道路や河川の雑草対策の強化、松川遊歩道の再整備や伊東オレンジビーチの白砂化、温泉公衆浴場の再整備等による伊東駅を起点としたまちなか回遊環境の整備、空き家改修費用の支援や解体費用の助成制度の拡充、公正証書遺言費用助成制度の創設などによる空き家ゼロを目指す取組に加え、公共調達の原則市内調達に向けたルールの明文化等を行ってまいります。
4つ目の重点政策は、「信頼され前に進められる市政の実現」であります。
具体的には、オンブズマン制度や労働条件審査制度の導入、住民投票制度の整備に加え、委託事業のチェック強化、実証実験の積極的な受入等を行ってまいります。
5つ目の重点政策は、「移動の不安の解消」であります。
具体的には、官民共創による交通空白地域解消の推進強化やドライバー確保に向けた取組、深夜帯の公共交通空白時間の解消に加え、空飛ぶクルマや自動運転等の新しい交通手段に係る実証実験の誘致、パークアンドライドや駐車場の拡充支援などによる南部地区の渋滞解消等に取り組んでまいります。
以上、市政を担うに当たっての所信の一端を披歴させていただきました。
私は、「変えるべきところは変え、市民の暮らしを守り支える」ことを決意し、20年後の伊東市に責任を持てる40代の一人として、自ら先頭に立ち、全力で市政運営に当たり、市職員や議員各位、そして市民の皆様と一丸となって、「やれない理由を見つけるのではなく、やれる方法を探し出す」市政風土をより一層醸成し、プラスの方向に市政を前に進めることにより、子どもから高齢者まで、すべての世代の方がより幸せに暮らせるまちづくりを進めてまいります。
結びに、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、市長就任に当たっての所信表明といたします。
令和8年1月6日
伊東市長 杉本憲也
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更新日:2026年01月09日