平成29年度第1回市政モニター会議の要旨

更新日:2019年07月01日

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第1回市政モニター会議要旨(2017年7月6日開催)
意見 市回答及び対応
若者が働ける環境作りの整備が急務であり、最重要課題です。遠距離通勤支援、企業誘致、起業促進働き方改革などの対策が必要と考えます。 遠距離通勤支援とともに、通学支援も必要と考え、段階的に検討してまいります。
企業誘致については、大規模な工場等の誘致ではなく、IT産業やコンテンツ産業等、伊東市の自然環境等の特性に合った企業誘致を目指しています。
現在、起業家又は商店街の空き店舗を利用して新たに店舗を開業する方に対しての補助を行い、市内における起業促進を図っています。
働き方改革については、静岡県では昨年度からフレックス制度を導入、伊東市も今夏開始しました。男女共同参画の観点からも、働き方改革について市内企業への周知・啓発に努めます。
農業活性化のため、農地利用に対する規制緩和(農地転用の簡易化)、農業ビジネスの創出、市民農園増設等を提案します。 農地転用制度は農地法により規定されており、本市独自に制度を簡易化することはできませんが、国に要望してまいります。新ブランドの創出や農産物加工品の販売など、6次産業化に関する農業ビジネスの創出に向けて積極的に支援してまいります。
市民農園については、開設時は56区画でしたが、現在、担い手育成型市民農園と併せ126区画の開設数となっており、多くの方に利用していただいています。今後、利用状況等により増設などを検討してまいります。
交通ネットワークの整備が必要と考えます。交通アクセスの利便性向上、連絡フェリーの開設、既存交通ネットワークの一体化等を提案します。 交通アクセスの利便性向上については、JR2社の連携(熱海駅での乗り継ぎの待ち時間解消)を今後も更に要望していきます。
連絡フェリーの開設についてはニーズを探り、港の構造などを検証する必要がありますが、可能性について検討してまいりたいと思います。
既存交通ネットワークの一体化については公共交通事業者と連携し、需要の掘り起しを検討してまいりたいと思います。また、観光客向けに、市内観光スポットを周遊できるようなものができるか研究したいと思います。
若者がいて活気ある街にするには、大学や大きなスポーツ施設などが必要だと思います。伊豆半島には大学がないので、大学を誘致したらどうでしょうか。 安定的に学生を集め、将来にわたって大学運営をしていくことは難しいと考えますが、可能性を探ってまいりたいと思います。
観光振興のため、エリアイノベーション(駅前再開発)、PR強化、伊東ブランド(特産物)の創出を提案します。 駅前再開発はJRを中心とする関係機関との協議やニーズを探りながら早期に計画をまとめたいと思います。特にトイレ改修の要望が多いため、先駆けて対応してまいります。
メディアを活用した観光戦略として、フィルムコミッションを積極的に推進し、トップセールスによるドラマや映画の誘致をしてまいります。
あいら伊豆農業協同組合では、加熱用クッキングトマト「アイランドルビー」の生産を行い、地域の特産物となるよう、伊豆のアンテナショップでの販売や、地域イベント等への出店等、積極的な活動を実施しています。
世界に誇れる良好な自然保全地区の保護や保全管理はどのように行われていますか。 市域の44.7%が富士箱根伊豆国立公園区域に指定される地域で、美しい自然の景観と豊かな山海の幸に恵まれた明るい温泉リゾート地として多くの人を魅了しており、このような環境をしっかり守っていく必要があります。
自然保護や管理については、国立公園区域内の自然公園法の規制(国・県の許認可)を始めとする関係法令や、伊東市独自の土地利用指導要綱等の指導により、適切に保護・管理に努めています。
市政の質の向上のために、市政に携わる人材の適材、適所がどのように行われていますか。 市長就任時の訓示の中で中堅職員だけでなく若手職員へ向けて、市民の皆さんの方を向いて仕事をするように直接話をしました。行政の既成概念を打ち破り、風通しの良い行政を作り、市民の皆さんの満足度向上を目指します。
市の運営にあたり、専門家の登用や民間委託が、無駄なく、効率効果的に行われていますか。 専任で横断的に号令を出せる職として市長戦略監を置き、新しい政策を中心にしっかり進めてまいります。
将来の人口減を考え、市税の増収や運用に関しては、企業誘致又は移住促進など、どのような案を考えていますか。 今後33,000人まで本市の人口が減少すると試算されていますが、子育て支援や移住対策などにより42,000人は確保したいと計画しています。子育て支援に取り組むことにより、出生率の向上を目指すとともに、若年層の就労が可能な環境づくりを進めるため、IT産業やコンテンツ産業等、伊東市の自然環境等の特性に合った企業誘致を目指してまいります。
国道135号の沿線上で、伊東マリンタウンのように有効活用できる地域があると思いますが、市として何か計画はありますか。 特に計画はありませんが、具体的な案、良い場所があれば、検討してまいりたいと思います。
市役所庁舎は建造物として際立って素晴らしいスタイルで、8階からの眺望も素晴らしいので、レストラン、カフェのアレンジをして、市内巡りの観光客も呼び込む観光スポットにしてはどうでしょうか。 市役所庁舎を観光スポットに使うことはとても良いアイデアだと思います。観光資源の一つとして活用することを検討したいと思います。
南伊東の松川沿いは景観に恵まれており、散策にも適しています。散策中に観光客でも気軽に立ち寄れるような大手のカフェやファミリーレストラン等があれば、南伊東への観光客誘致につながると考えます。 ご提案のとおり、南伊東はまだ余地があると考えるので、民間事業者から話があった際には適地を紹介していきたいと考えます。
市内のあちこちで市主催の運動教室が開かれており、市の健康への積極性、意気込みは素晴らしいと思います。水中運動教室の会場を南伊東地区にも設けていただきたいと思います。 介護予防や医療費削減の観点から、スポーツ習慣を持っていただく機会を今後も積極的に作ってまいります。会場の変更については、すぐには難しいと思いますが、皆様の声を聴きながら検討を進めたいと思います。
魅力ある別荘地を目指し、行政のリーダーシップのもと、住民・不動産業界・別荘地管理者による研究会を発足し、別荘地の構造改革をしてはどうでしょうか。
例えば、各別荘地の共益費の比較を、不動産業者等で共有し、新たに移住する人が情報を得られるようにしたらどうか。
別荘地の空き家、空き地の問題は全国的に増えており、相続や登記も大きな問題となっています。協力し合って解消していけるよう対応したいと思います。
研究会については、まずは、普段の仲間と発起人になっていただいて、管理会社や不動産会社へ呼びかけていただきたいと思います。
伊東のブランドを創り、「地域力」を高める必要があるため、雇用の創出や交流人口の拡大、結婚・出産・子育てに関する支援、健康づくりや安全・安心なくらしを守るための地域づくりを総合的に進めてまいります。
また、南部地域に滞在型リフレッシュリゾートを実現したいと考えており、ゴルフや温泉湯治場、観光スポットの周遊等に対し、市も最大限協力してまいります。
観光事業支援の拡充を期待します。 JR6社のデスティネーションキャンペーン(DC)が静岡に決まり現在企画中です。いかに伊豆半島にお客様を誘致できるか、伊東市が中心となり実のあるものにしていきたいと思います。オリンピックパラリンピックの際も、自転車競技が伊豆市で行われるため、誘客できるよう働きかけてまいります。
伊東市は伊豆半島の中では大きくて何でもあるがゆえに、一つ一つが目立たなくなっていることが残念です。伊東の目玉が欲しいと思います。
例えば、伊東魚市場の発展などで伊東市ブランドイメージの再構築をしてはどうでしょうか。
ブランドイメージの構築については、各業界全体で一致団結して取り組んでいきたいと思います。
長期滞在(連泊)した際の魅力ある余暇の過ごし方の提案について、宿泊施設、土産物店、飲食店など全体で連携していきたい。 滞在型リフレッシュリゾートでは、具体的にはプレミアムフライデーを利用した2泊型をまず実施したいと思います。宿泊施設に対しては、2泊のうち1日は宿泊施設での夕食ではなく、街に出て飲食店で食事を楽しんでいただくように行政も応援したいと思っています。それにより市内全体に流通するお金を増やしていけると考えますので、まずは2泊以上を商品化したいと思います。
メインマーケット(首都圏)からのアクセス強化のため、国道135号の整備や、電車の本数の拡充、乗り継ぎの連携など利便性向上をお願いします。 交通アクセスの利便性向上については、国やJRなどへ引き続き要望をしてまいります。
伊東市の人口減に歯止めをかけるような施策をお願いします。 人口減に対する対策としては、子育て世代の支援を特に手厚く実施し保護者の負担を軽減することを考えています。
認知症や寝たきりになっても地域で安心してくらせるように、保険、医療、福祉の充実と地域での各関係機関とのネットワークの強化(地域包括ケアシステムの構築)をお願いします。 本年度、2018年からの3年間を計画期間とした「第7期介護保険事業計画」を策定する中で、在宅での看取りに対応した地域密着型施設の整備を検討するとともに、往診医不足の解消を目指し医師会との協議を進めます。
また、地域包括医療推進会議の開催や多職種間の研修の実施等を通じ、質の高い医療及び介護の提供を目指すことを考えています。加えて、多職種連携のツールとして「在宅医療介護連携情報システム」の導入を計画しています。
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう対応してまいります。
体が不自由な方が、夏の花火大会を安全に安心して楽しめるよう、8階などを開放していただけないでしょうか。 庁舎8階「スカイレストラン浜風」では、平成27年8月から按針祭花火大会特別営業を実施しております。市としましても、体の不自由な方が訪れやすくなるよう引き続き協力してまいります。
児童手当の現況届の提出について、提出期日が平日に指定されている場合、仕事を持つ母親には提出が難しいため、受付時間の延長などの対応をお願いします。 近隣市町等の対応を確認するとともに、夜間、休日の時間延長について検討いたします。
健康福祉センターの入口がわかりにくいという声がありました。 わかりやすくなるよう対応いたします。
サッカーや陸上の競技場建設をお願いします。 建設場所や基本構想の策定に向けて、調査・研究を進めてまいります。
学区に部活がないために他校へ行かざるをえないのであれば、保護者の負担軽減のため、駅からマイクロバスを出すなど検討してもらえないでしょうか。 根本的には子どもの数を増やす必要があると考えています。今後の施策の参考とさせていただきます。
スポーツクラブチームに助成金を出してもらえないでしょうか。 青少年及び中学校における文化・体育活動に対する支援について、実施に向け準備を進めてまいります。
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