第15回地域タウンミーティング <富戸>
- 開催日 2018年12月11日(火曜日)
- 会場 富戸コミュニティセンター
- 参加者 約60人
- 意見数 図書館・文化ホール建設について…4件
滞在型リフレッシュリゾート地について…3件
地域で困っている身近な課題など…6件
意見紹介
図書館・文化ホール建設について
1 石川県野々市市の事例について
ご意見
石川県野々市市の「学びの杜ののいちカレード」は、図書館と文化施設が融合した大変素晴らしい施設ですので参考にしてはどうでしょうか。
回答
「学びの杜ののいちカレード」については資料等を参考にさせていただきます。今後、検討会において市民の皆様からのご意見も踏まえながら、図書館及び文化ホールを併設とするか別々に建設するかなどについても検討してまいります。
2 建設候補地について
ご意見
建設候補地としては駅前かそうでないかという選択になると思いますが、市民の多くが自動車を使って利用することを考えると、駅前よりも広い駐車場を確保できる場所への建設が良いのではと思います。一方で、施設の形態によっては駅前に建設することで観光客誘致や駅前整備につながることも期待できます。
回答
いずれの候補地についてもメリット・デメリットがあります。また、文化ホールの規模についても様々なご意見をいただいております。皆様の声を伺いながらより良い施設をより良い場所に造ることができるよう検討を進めてまいります。
3 蔵書や資料の充実を
ご意見
建設候補地においては駐車場についてもよく検討されており評価できると思います。新図書館建設においては、蔵書や資料の充実についても重要視していただきたいと思います。前述の「学びの杜ののいちカレード」は石川県野々市市がPFIで整備した施設です。参考にしてはどうでしょうか。
回答
駐車場の拡充や蔵書の充実についてのご意見は従前から多くいただいており、新施設建設にあたっては十分に検討してまいります。公共施設等の設計、建設、維持管理及び運営に民間の資金とノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図るPFIの手法の適用についても研究、検討を進めているところです。
4 現在の生涯学習センター中央会館はどうなるのか
ご意見
新施設建設後、現在の生涯学習センター中央会館の活用についてはどのように考えていますか。
回答
現在のところ未定であり、今後検討してまいります。
滞在型リフレッシュリゾート地推進事業について
1 スポーツ合宿の誘致について
ご意見
連泊や滞在につなげるためには、観光だけでなくもう一つ要因が必要です。首都圏から近いというメリットを生かして研修地として活用したり、スポーツ合宿を誘致してはどうでしょうか。
回答
ご提案のとおり本市は自然環境や宿泊施設に恵まれているため研修地としても適しているものと考えております。また、市民グラウンドの人工芝化を計画していることから、グラウンドを有効活用する方法の一つとしてスポーツ合宿の誘致についても検討してまいります。

2 交通手段の充実について
ご意見
滞在型リフレッシュリゾート地として誘客を図るためには、交通手段を充実させることが一番大事だと考えます。特に鉄道の利用客を増やすため、本数を拡充してもらうための働きかけをお願いします。
回答
鉄道の本数の拡充については従前から鉄道会社へお願いしているところですが、引き続き要望を続けてまいります。様々な面で観光客の利便性を図り、鉄道利用者を増やす方策についても検討してまいります。

3 城ヶ崎ピクニカルコースや自然研究路の活用について
ご意見
滞在型リフレッシュリゾート地推進事業のメニューの一つとして、城ヶ崎ピクニカルコースや自然研究路の活用をお願いします。
回答
城ヶ崎海岸については遊歩道の整備を着実に進めているところです。ご提案についてはメニューの一つとして参考とさせていただきます。
地域の身近な課題・伊東市の未来 について
1 案内看板について(魅力・活力)
ご意見
城ヶ崎海岸駅から門脇吊橋への案内表示をわかりやすいものにしてください。県道との交差点に案内看板がありますがわかりにくいようで、日本人観光客も外国人観光客も迷っているのを見かけます。
回答
現場を確認の上、対応を検討いたします。世界ジオパークに認定されたことにより、外国人観光客の一層の増加が見込まれますので、多言語化対応の取組など可能なところから進めてまいります。
2 少子化対策について(健康・福祉)
ご意見
急激な少子化の進行に危機感を持っています。子育てしていて感じることとして、市内の公園の整備が追い付いておらず、身近なところに無料で自由に子どもを遊ばせることができる場所が無く困っています。少子化に歯止めをかけるためには住む人が安心して子育てできる環境を整えることが必要だと思います。また、市内の魅力的な空き家を活用し、ネットワーク環境の整備により都会でなくても仕事が可能となることを提案し、子育て世代や若い世代を呼び込む施策も必要ではないでしょうか。
回答
ご提案のように子育てしやすい環境を整えることは、市民の皆様の満足度を向上させるとともに若い世代の移住にも繋がるものと考えておりますので、様々な観点から対策を講じてまいります。
3 人口を増やす施策について(安全・安心)
ご意見
人口減少を食い止めるのではなく人口を増やす施策に取り組んでいただきたい。例えば市内には別荘を中心に空き家が多くあるためこれを活用し、市が窓口となり安い賃貸として若い世代を呼び込んではどうでしょうか。
回答
本市への移住を促進するため、移住者向けの支援策を検討しております。市内における空き家・空き別荘の活用につきましては、これらの物件を仲介し、移住者向けに賃貸を勧める事業所があることから、市が窓口となった賃貸事業を展開することは難しいものと考えております。
4 子育て情報の発信について(健康・福祉)
ご意見
身近な自然、里山にも注目していただき、子どもが自然と触れ合うことができる場所の情報を発信していただきたい。
回答
子育てアプリを活用し、そのような情報発信が可能かどうか検討いたします。
子育てアプリ
5 富戸駅の踏切について(安全・安心)
ご意見
富戸駅の踏切が狭く危ないため拡幅をお願いします。
回答
鉄道会社と協議の上、対応について検討いたします。
6 北海道根室市の事例について(教育・学習)
ご意見
北海道根室市ではブックスタート事業に加えセカンドブック事業を行っています。また、絵本作家を呼んでのイベントも行っており、図書館と市民を繋ぐことに力を入れているようです。根室市ではふるさと納税による税収がかなりあるため、そのような様々な事業を実施できているとのことで、市民の納税額が少なくても工夫により市民に還元するサービスを増やしているのが印象的でした。
回答
本市でも昨年度からふるさと伊東応援寄附金に対し返礼品を送ることを始めたため、ふるさと納税による寄附額は大きく増えました。本年度は富裕者層向けの雑誌に広告を掲載するなどし、寄附額を増やす取組に力を入れております。返礼品として市内の特産品を扱うことで市内経済の活性化にも繋がりますので、引き続き本市の魅力を発信しながら進めてまいります。また、子育て支援の一環として生後7か月から9か月までの乳児と保護者を対象に絵本を渡すブックスタート事業を行っております。セカンドブック事業については今後の参考とさせていただきます。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
秘書広報課 秘書広報係
〒414-8555
静岡県伊東市大原2-1-1
電話番号:0557-32-1173
秘書広報課へメールを送信する
更新日:2019年07月01日