各種申請書等における性別欄の見直しについて

    近年、性の多様性について理解や配慮を求める動きが広がっており、国や都道府県等において各種申請書等における性別欄の必要性や記載の方法について見直しが行われている中で、本市においても検討を行い、性別欄の削除、若しくは、自由記載としても業務上支障が出ない各種申請書等については、順次対応していくことといたしました。

    体の性と心の性が一致しないトランスジェンダーの方や自身の性自認が明確でない方の中には、各種申請書等の性別の記入に当たり、心の性と異なる性別を記入することへの抵抗感により、精神的に苦痛に感じる方もいらっしゃいます。

    そこで、性別の情報が業務上必要となる場合を除き、申請書等の性別欄の削除や自由記載とする対応をします。

    市役所内各課（局）の申請書等の、性別欄の必要性や記載の方法について見直しを行ったところ、法令等により国・県等の機関が様式を定めている申請書等を除いた111件のうち53件の申請書等の性別欄の削除し、11件の申請書等の性別欄については自由記載の対応をすることといたしました。