伊東市の交流都市<国内>

更新日:2019年07月01日

姉妹都市

長野県諏訪市(提携年月日:1965年5月20日)

 諏訪市との交流は、1957年、上諏訪旅館組合一行が野球の親善試合に来東し、同じ観光温泉都市(海と山の都市)で都市規模も似ているところから交流が始まりました。
 諏訪市は本州の中央にあって諏訪湖を抱く、高島藩(諏訪藩)の城下町を中心とする観光都市です。冬季は厳寒で零下10℃におよぶ朝があり、諏訪湖は堅氷に閉ざされ、御神渡りという氷の亀裂、隆起現象を見ることができます。夏季は朝夕涼しく、避暑に最適です。また、東に広がる霧ヶ峰は天与の景勝に恵まれ、八ヶ岳中信高原国定公園に指定されています。
 産業は、高度経済成長期に発展した時計やカメラなどの精密機械製造で培った技術を応用した金属製品製造業や情報機器産業が盛んです。
 湖畔一帯を中心に、高温で透明度が高い温泉が湧出し、古来から諏訪の「いでゆ」として有名です。

諏訪湖を中心に広がる諏訪市の街並み

諏訪湖祭湖上花火大会

交歓状況

 1965年の姉妹都市提携以来、伊東市の按針祭、諏訪市の諏訪湖祭湖上花火大会、御柱祭などの行事に、それぞれ両市の市長をはじめとする代表者が、出席をしています。
 市民間でもこれまで、文芸作品交換展示会、文化協会相互訪問、野球やバドミントンなどのスポーツ交流、両市訪問団によるツアーなど、活発な交流が行われてきました。
 1976年の提携10周年記念には、それぞれの市に育つ樹木が贈られて植樹が行われ、20周年の1985年には伊東市民号が諏訪市を訪問しました。また、20周年と25周年には、相互の市を結んでリレーマラソンが行われました。1995年には30周年を記念して、親善交流野球大会が開催され、40周年を迎えた2005年には、両市長による盾の交換を行い、友好の絆をさらに深めました。2015年には50周年を記念し、宿泊費助成制度を実施するとともに、市民号を結成し相互に訪問を行い、姉妹都市の絆を再確認しました。
 さらに、1995年には「姉妹都市災害時相互応援協定」の締結、2012年には諏訪市の姉妹都市である神奈川県秦野市と長崎県壱岐市、伊東市の4市で「災害時における相互応援に関する協定書」の調印式が行われました。
 このように、行政や文化、教育などさまざまな分野で交流が深められています。

姉妹都市締結50周年記念

友好都市提携

友好都市

福島県双葉郡広野町(提携年月日:2017年5月24日)

 広野町との交流は、1993年に広野町小学校器楽部と伊東市少年少女合唱団が交流したところから始まり、音楽団体による交流が続いています。
 広野町は、福島県浜通り地方の中部、双葉郡の最も南端に位置し、人口は約5千人、温暖で寒暖の差が少ない気候です。サッカーナショナルトレーニング施設「Jヴィレッジ」や、2015年5月に改修後再オープンした二ツ沼総合公園などがあります。
 2011年3月11日の東日本大震災などからの復興に向け、医療体制の充実、農業の振興、新たな公設商業施設の整備や雇用の創出などさまざまな施策に取り組んでいます。

ひろの童謡まつり

サッカー施設「Jヴィレッジ」

交歓状況

 2007年からは、「伊東温泉めちゃくちゃ市」に広野町のブースを設けているほか、2011年3月11日の東日本大震災をうけ、7月28日に「伊東市と広野町における災害時の相互応援に関する協定書」を締結し、伊東市から職員派遣を行うなど、行政による経済交流や防災連携を図っています。
 友好都市提携後、2017年8月10日の伊東市制施行70周年記念式典及び按針祭に広野町副町長をはじめとする代表者が出席しました。今後、教育・文化・産業・経済をはじめ、幅広い分野にわたる交流を進めてまいります。

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