鉛製給水管について

更新日:2019年07月01日

 全国的に水道の給水管(水道本管からメーター前後まで)は、柔らかく施工性に優れているため、鉛製給水管が使用され、伊東市においても1972年頃まで使用していました。

鉛製給水管の安全性

 鉛製給水管が使用されているご家庭では、ごく微量な鉛が溶け出していることがありますが、通常の使用状態では現在の水質基準以下でありますので問題はございませんが、念のため、朝一番など使い始めの水をバケツ一杯程度は、飲用以外に使用して下さい。

鉛濃度の水質基準は、人が生涯にわたり毎日飲んでも体の健康には影響のない水質基準とし厚生省(現・厚生労働省)が、1992年12月に鉛濃度の基準値として、1リットルあたり0.1ミリグラム以下から0.05ミリグラム以下に改正しました。さらに、2003年4月には基準値を0.05ミリグラム以下から0.01ミリグラム以下までに改正されました。

鉛給水管取替え工事の取り組み

 伊東市水道事業では安全で良質な水道水の供給、漏水の防止などを目的に、鉛製給水管の取替え工事を行っています。

 道路部分における鉛給水管は、老朽化した配水本管の布設替えや漏水の修理、公共工事に併せ、現在の施工基準に合わせ取替え工事を行っています。

 メーター部分についても、地域ごと順次に伊東市水道事業の費用により取替え工事を行っています。

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