動物を飼うことについて

更新日:2019年07月01日

動物を飼うことは、動物の命を預かることです。飼い主は、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。
人と動物が共に生きていける社会の実現には、飼い主のモラルとマナーが必要です。以下のことを守り適正な使用を心がけてください。

動物を飼うことについて

1.動物の習性等を正しく理解し、最後まで責任を持って飼いましょう

 飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最後まで責任を持って飼いましょう。

2.人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう

 糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう。

3.むやみに繁殖させないようにしましょう

 動物にかけられる手間、時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。また、生まれる命に責任が持てないのであれば、去勢・不妊手術などの繁殖制限措置を行いましょう。

4.動物による感染症の知識を持ちましょう

 動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人への感染を防ぎましょう。

5.盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう

 飼っている動物が自分のものであることを示す、名札、脚環などの標識をつけましょう。

これからペットを飼おうとしている方へ

ペットは終生飼養が大原則です。飼い始める前に以下のことをもう1度確認してください。

1.家族で反対している方はいませんか?

 ペットを飼う、世話をするということは家族全員の理解と協力が必要です。将来のことまで含めてしっかりと話し合いをしましょう。また、家族の中にその動物のアレルギーを持っている方がいないか確認しましょう。

2.未来のことまで考えていますか?

 「今」は飼養ができる状態であっても5年後や10年後はどうですか?転居や転勤の可能性があるのなら慎重な判断が必要です。万が一の場合に代わりに飼い主になってくれる方も考えておきましょう。

3.そのペットの飼養に適した環境ですか?

 お住まいの広さやあなた自身の体力は、ペットの種類や大きさに合っていますか?
動物は種類や大きさによって必要な運動量が異なります。敷地内で充分なスペースを確保できるか、そのペットが老いたときの世話や介護も含めてご自身の体力で行えるかを考えて選びましょう。

4.そのペットにかかる費用を考えてみましたか?

 ペットの飼養にはお金がかかります。
毎日の餌代の他にケージや首輪などの消耗品、犬や猫であればワクチン接種や健康診断などにもお金がかかります。また、病気やけがをすれば病院に連れて行かなければなりません。
1度ペットの一生にかかる費用を計算してみましょう。

最後に

 動物の虐待は犯罪です。動物愛護法では以下のように定められています

  • 犬やねこ等の愛護動物をみだりに殺傷すると、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処されることがあります。
  • 飼養している犬やねこ等の愛護動物に対し、みだりに餌や水をあげることをやめたり、酷使したり、病気やけがの状態で放置したり、ふん尿が堆積するなどの不衛生な場所で飼うと、100万円以下の罰金に処させることがあります。
  • 飼養している犬やねこ等の愛護動物を遺棄すると、100万円以下の罰金に処されることがあります。
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