こどもの予防接種について(子宮頸がん予防ワクチン含む)
公費負担の予防接種(定期接種)
子どもたちを感染症から守るために予防接種を受けましょう。予防接種を受けることにより、その病気にかからなくなったり、かかっても症状が軽くすむようになります。
予防接種の種類 | 接種の説明 | 公費で接種できる年齢 |
---|---|---|
ヒブ/ 小児用肺炎球菌 |
標準として生後2か月から7か月に至るまでに接種開始 (詳しくは以下のファイルをクリック) ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン接種フローチャート(PDF:193.8KB) |
生後2か月から5歳に至るまで |
BCG | 標準として生後5か月から8か月に至るまでに1回 | 1歳に至るまで |
B型肝炎 | 標準として生後2か月から9か月に至るまでに3回 | 1歳に至るまで |
四種混合 | 生後3か月から7歳6か月に至るまでに4回 | 生後3か月から 7歳半に至るまで |
三種混合・ポリオ |
三種混合は現在接種できません。 三種混合及びポリオの接種が完了していない場合は、四種混合に切り替えとなります。 |
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ロタウイルス |
ロタリックス(1価):生後6週から24週までに2回 ロタテック (5価):生後6週から32週までに3回 ※令和2年10月1日から定期接種化。令和2年8月1日以降に生まれた人が対象です。 |
ロタリックス:生後6週から24週まで ロタテック:生後6週から32週まで |
麻しん風しん混合1期 | 1歳から2歳に至るまでに1回 | 1歳から2歳に至るまで |
麻しん風しん混合2期 | 5歳以上7歳未満で小学校就学日(4月1日)の1年前から就学前日(3月31日)までに1回 | 小学校就学前1年間 |
水痘 | 生後12か月から生後15か月に至るまでに1回 1回目接種後6か月から12か月後に1回 |
1歳から3歳に至るまで |
日本脳炎1期 |
生後6か月から7歳6か月に至るまでに3回 | 生後6か月から7歳半に至るまで |
日本脳炎2期 |
9歳から13歳未満までに1回 | 9歳以上13歳未満 |
日本脳炎 (特例対象者) |
・平成19年4月1日以前に生まれた方は、1期と2期の不足分を20歳の誕生日前日まで公費で接種できます。 ・平成19年4月2日~平成21年10月1日の間に生まれた方は、1期の不足分を9歳~13歳未満の間に公費で接種できます。 |
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二種混合 | 11歳から13歳未満までに1回 | 11歳以上13歳未満 |
HPV (女子のみ) |
平成25年6月以降、積極的な勧奨を中止していますが、令和4年4月から、積極的勧奨の再開と、勧奨を控えていたことにより接種機会を逃した方へのキャッチアップ接種が開始されます。 詳細は下記「HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について」をご覧ください。 |
小学6年生から高校1年生相当年齢 +キャッチアップ接種対象者 |
インフルエンザ |
静岡県のインフルエンザ予防接種費用助成制度により予防接種費用の一部助成が受けられます。 詳細は下記「3歳未満の子どものインフルエンザ予防接種費用の一部助成について」をご覧ください。 |
生後6か月以上3歳未満 |
1歳までに接種が始まる予防接種(ヒブ、小児用肺炎球菌、BCG、B型肝炎、四種混合、ロタウイルス)の書類は、出生届提出時にお渡しします。その他の予防接種は接種年齢が近付きましたら通知をお送りします。
詳しい接種スケジュール一覧については以下のファイルをご覧ください。
伊東市の予防接種(令和4年4月1日現在) (PDFファイル: 107.7KB)
標準的な接種スケジュール例(令和4年4月1日現在) (PDFファイル: 209.3KB)
日本脳炎ワクチンについて
厚生労働省より令和3年1月15日現在、製造会社での製造上の問題により、日本脳炎ワクチンの供給量が大幅に減少し、出荷量の調整が行われる見込みであるとの通知がありました。
医療機関によってはすぐに接種ができない可能性があります。
令和4年度には供給が増える見込みとのことですので、医療機関と相談の上、公費対象年齢の上限まで余裕がある場合は接種を遅らせるなど、ご理解ご協力をお願いいたします。
お知らせとお願い(KMバイオロジクス株式会社・阪大微生物病研究会)(PDFファイル:1.5MB)
また、伊東市では通常、1期は3歳になる前月、2期は9歳になる前月に日本脳炎予診票を一斉送付していますが、令和3年度及び4年度は以下のとおりとなりますのでご了承ください。
※今回の供給量減少により公費対象年齢を過ぎてしまった場合でも、公費期間の延長等はなく、全額自己負担となりますのでご注意ください。
令和3年度 | 令和4年度 | |
1期 |
【令和3年度中に3歳になる方】 3歳になる前月末に 初回1回目、初回2回目の2枚を送付済 |
【令和4年度中に3歳になる方】 3歳になる前月末に 初回1回目、初回2回目、追加の3枚を送付 |
【令和4年度中に4歳になる方】 誕生月ごと、令和4年4月~10月に 追加の1枚を送付 (初回1回目、2回目は令和3年度に送付済) |
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2期 |
【令和3年度中に9歳になる方】 送付していません |
【令和4年度中に9歳になる方】 9歳になる前月末に送付 |
【令和4年度中に10歳になる方】 令和4年4月~5月に送付済 |
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について
積極的勧奨の再開について
平成25年6月以降、積極的な勧奨が差し控えられていましたが、令和4年4月1日から、積極的勧奨が再開されることとなりました。
4月以降、公費対象者の小学6年生~高校1年生の方へ、他の予防接種と同様に予診票や案内を送付します。
ただし、医療機関への接種希望者の集中を防ぐため、年齢ごとに時期を分けて送付しますのでご了承ください。
なお、令和3年度の対象者の方(平成17年4月2日~平成22年4月1日生まれ)には令和3年4月に案内ハガキをお送りしています。
接種機会を逃した方へのキャッチアップ接種について
4月以降、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方へのキャッチアップ接種(従来の定期接種の対象年齢を超えての接種)を行います。
下記の対象者の方は、期間内に公費で接種を受けることができます。
キャッチアップ接種の対象者
平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれ
※平成18年4月2日~平成20年4月1日生まれの方も、キャッチアップ期間中に定期接種の対象から新たに外れるため、令和7年3月31日まで公費で接種できます。
キャッチアップ接種の期間
令和4年4月1日~令和7年3月31日(3年間)
通知方法
4月以降、対象者の方へ予診票や案内をお送りします。
ただし、医療機関への接種希望者の集中を防ぐため、年齢ごとに時期を分けて送付しますのでご了承ください。
自費で接種を受けた方は、伊東市に接種記録がありませんので、予診票等をお送りする場合がありますが、すでに接種が完了している回数分は公費対象外となりますのでご注意ください。
ワクチンの接種方法について
ワクチンは2種類あり、同じ種類のワクチンを3回接種します。
接種間隔 | 標準的な接種間隔 | |
サーバリックス(2価) | 1か月以上あけて2回接種後、1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月半以上あけて1回接種 | 1か月あけて2回接種後、1回目から6か月以上あけて1回接種 |
ガーダシル(4価) |
1か月以上あけて2回接種後、2回目から3か月以上あけて1回接種 | 2か月あけて2回接種後、1回目から6か月以上あけて1回接種 |
※9価ワクチン(シルガード)は定期接種の対象外です。定期接種化については国で検討中です。
サーバリックス(2価)の副反応等 (PDFファイル: 169.9KB)
ガーダシル(4価)の副反応等 (PDFファイル: 181.4KB)
償還払いについて
積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方で、既に自費で任意接種を受けた方に対して接種費用を助成します。
償還払いの対象者
以下のすべてに該当する方
1. 平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女子
2. 令和4年4月1日時点で伊東市に住民登録がある方
3. 16歳となる日の属する年度の末日までにヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種において3回の接種を完了していない方
4. 17歳となる日の属する年度の初日から令和4年3月31日までにHPVワクチンの接種(2価・4価ワクチン)を自費で受けた方
※9価ワクチンは対象外です。
申請方法
健康推進課に申請書と必要書類を提出。
必要書類
1. 支給申請書
ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種費用助成金支給申請書(第1号様式)(PDFファイル:114.6KB)
ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種費用助成金支給申請書(第1号様式)記入例(PDFファイル:164.1KB)
2. 支給請求書
ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種費用助成金支給請求書(第4号様式)(PDFファイル:78.2KB)
ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種費用助成金支給請求書(第4号様式)記入例(PDFファイル:129.8KB)
3. 支払額が確認できる書類(領収書、明細書等)※
4. 接種記録が確認できる書類の写し(母子健康手帳、予診票、接種証明書等)※
5. 振込先金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し
※ 3は、総額のみが記載された領収書では受け付けできません。金額の内訳がわかる診療明細書などを一緒に提出してください。
※ 3または4をお持ちでない場合は、接種医療機関で以下の証明書の交付を受け、原本を提出してください。なお、以下の証明書を医療機関で発行する際に医療機関から文書料を請求された場合、その文書料は自己負担となります。伊東市から接種費用以外は支給できませんのでご注意ください。
ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種費用助成金支給申請用証明書(第2号様式)(PDFファイル:89.5KB)
ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種費用助成金支給申請用証明書(第2号様式)記入例(PDFファイル:120.2KB)
申請期限
令和7年3月31日まで
申請窓口
健康推進課(高層棟4階)が申請窓口です。
直接窓口にお越しいただくか、郵便で申請書類を提出してください。
〒414-8555 伊東市大原2-1-1
伊東市役所 健康推進課 予防接種担当 宛て
厚労省ホームページ「子宮頸がんとHPVワクチン」
- ヒトパピローマウイルス感染症について
- ワクチンの効果、接種スケジュール、副反応について
- HPVワクチンに関する相談先一覧
- 各種リーフレット
- Q&A
などが掲載されています。
3歳未満の子どものインフルエンザ予防接種費用の一部助成について
静岡県からインフルエンザ予防接費用用の一部助成が受けられます(要申請)
下記の【対象となる子ども】全てに該当し、インフルエンザ予防接種費用の助成を希望する方は、制度の案内チラシ及び静岡県のホームページで詳細をご確認いただき、令和4年11月21日から令和5年2月10日までに静岡県に申請してください。
【対象となる子ども】
- 静岡県内に居住している子ども
- 接種時に生後6か月以上の子どもから令和4年4月1日現在3歳未満の子ども(平成31年4月2日以降に生まれた子ども)
- 令和4年9月1日から令和5年1月31日までにインフルエンザ予防接種をした子ども
助成額
1回当たり、上限2,000円(1人当たり2回まで)
医療機関で支払った接種費用を超えて助成することはありません。
静岡県の制度案内チラシ (PDFファイル: 354.7KB)
接種できる医療機関
下記の市内実施医療機関で接種する場合は、市への連絡は必要ありません。保護者の方が医療機関に予約をしてから接種を受けてください。
市外医療機関での接種を希望する場合は、接種予定日の1週間以上前に健康推進課へご連絡ください。事前の連絡がなく市外で接種を受けた場合は全額自己負担となります。
市内定期予防接種実施医療機関(令和4年4月1日現在) (PDFファイル: 127.8KB)
新型コロナワクチンとの接種間隔について
新型コロナワクチンは、他のワクチン接種から前後13日以上の間隔をあけることとされています。
公費対象期間とコロナワクチンの接種時期が重なる可能性のある予防接種として、四種混合、二種混合、麻しん風しん2期、日本脳炎、HPVがあります。
これらのワクチンとコロナワクチンと両方の接種を希望する場合は、それぞれの接種間隔等をよくご確認ください。
有料でできる予防接種(任意接種)
詳しくは医療機関にお問い合わせください。
・おたふく風邪(流行性耳下腺炎)
・季節性インフルエンザ
・帯状疱疹
予防接種を受けるときの注意事項
- 接種の前日には入浴し、身体を清潔にしておきましょう。
- 接種当日は、保護者が予診票に健康状態を記入し、母子手帳と一緒に病院へお持ちください。
- お子さんの様子が普段と違うときや、体調が思わしくないときには、医師に相談し承諾を得てください。
- 脱がせやすい服装をさせてください。
- 接種を受けた箇所は軽く揉んでください。ただし、BCGは揉まないでください。
- 接種後は激しい運動を控えてください。
- 高熱、吐き気、けいれん、その他特に異常な症状が現れたときは、速やかに医師の診察を受けてください。
伊東市へ転入した方
転入手続きのあと、健康推進課にお越しいただくか、お電話でご連絡ください。
伊東市の予防接種のご案内と、公費対象年齢でまだ受けていない予防接種がある場合は予診票をお渡しいたします。
転入前の接種記録の確認のため、母子手帳をお持ちいただけるとスムーズにご案内できます。
お問合せ先
健康推進課 予防接種担当 0557-32-1584
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2022年04月01日