木造宝冠阿弥陀如来坐像(県指定彫刻)
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もくぞうほうかんあみだにょらいざぞう

県内の宝冠阿弥陀如来像としては、伊豆山走湯山下常行堂本尊で、建仁元年(1201)快慶作の宝冠阿弥陀如来像(現広島・耕山寺蔵)に次いで制作年代が古いものです。
像容は、頬に張りがあり、口元をしっかりと結び、目は明確に刻まれて力強くなっています。また、両手は馬口印を結んでいるのが特徴となっています。
これらの特徴と、高い宝髻(ほうけい)、棚状の像底などから鎌倉時代前期の慶派仏師の作と考えられます。
木造宝冠阿弥陀如来坐像は、通常一般公開していません。
指定年月日 | 2009年3月23日 |
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制作年代 | 鎌倉時代前期 |
像高 | 59.5センチメートル |
構造 | 木造(割矧造) |
所蔵 | 花岳院 |
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更新日:2019年07月01日