木下杢太郎生家(市指定史跡)

更新日:2019年07月01日

きのしたもくたろうせいか

木下杢太郎記念館生家の写真

 医者であり、文学、絵画など多彩な能力を発揮した郷土の偉人木下杢太郎(本名:太田正雄)が生まれ育った生家は、天保6年(1835)「米惣」の初代、大田惣五郎により創建された木造平屋建てで、 伊東市内に現存する最も古い民家です。

 建築当初は2階建てで、杢太郎はこの部屋を自室として使用していたが、関東大震災の後に解体され平屋建てとなりました。

 現在は市立木下杢太郎記念館の一部として利用しており、木造建築の暮らしを再現できる場としても学習に役立てています。

 また、記念館正面の商家の造りは、明治40年(1907)に杢太郎の姉きんの夫で、 建築家の河合浩蔵によって設計されたと建造物と言われています。

 木造2階建て・寄棟造・桟瓦葺・ケヤキ普請で、外壁が漆喰で塗籠められた店舗建築で、近代の商家の造りが色濃く残っています。

木下杢太郎生家の概要
指定年月日 1970年5月12日
指定番号 市10号
建築年代 天保6年(1835)

周辺案内図

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