杉崎神社の鰐口(市指定工芸品)

更新日:2019年07月01日

すぎさきじんじゃのわにぐち

杉崎神社鰐口の写真1
杉崎神社鰐口の写真2

杉崎神社は松原神社の北側斜面にあった神社で、現在は松原神社に合祀されています。

 鰐口とは、神社やお寺の軒先に吊り下げられた、銅または鉄製の鋳物で、参拝者はこれの縄緒を振って音を出し参拝します。

 杉崎神社には2個の鰐口が所蔵され、いずれも銅製で、室町時代のものと江戸時代の銘文が陰刻されています。

杉崎神社には杉崎稲荷の異称があり、稲荷信仰に基づくものとみられるが、詳しい由来等は不明です。

銘文

写真左

「奉懸杉崎大明神鰐口文■ 肯長禄四年十月吉日」

写真右

「奉納豆州松原杉崎 正徳四歳午四月小 小田原鍋や平兵衛」

鰐口は、通常一般公開していません。

杉崎神社の鰐口の概要
指定年月日 1976年12月2日
指定番号 市13号
制作年代 ア 長禄4年(1460)
イ 正徳4年(1714)
寸法 ア 23センチメートル
イ 10センチメートル

周辺案内図

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