浜崎家の木造毘沙門天立像(市指定彫刻)
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はまざきけのもくぞうびしゃもんてんりつぞう

宇佐美の浜崎家の先祖は、関ヶ原の戦いに敗れた西軍の武士で、 石田三成の守護仏であったというこの仏像を背負って逃れ、土着したと伝承されています。
木像は寄木造りで、色彩が施され、宝冠を被り、光背に輪光を配し右手に三叉戟(さんさげき)をとり、 左手に宝塔を奉持しています。胴にはくびれた鎧を着用し、一邪鬼の上に立つ武装忿怒形のこの像は、非常に見事な造りとなっています。
南北朝頃(14世紀)の製作と推定され、胎内には修理の記録や経文が納められています。
指定年月日 | 1988年4月26日 |
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指定番号 | 市18号 |
像高 | 70センチメートル |
製作時期 | 南北朝? |
木造毘沙門天立像は現在公開していません。
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更新日:2019年07月01日