三島神社本殿 附棟札2枚(市指定建造物)
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みしまじんじゃほんでん つけたりむなふだにまい

富戸の三島神社の創建は定かではないが、天平年間の創始と伝えられています。社伝によると、古くは事代主命をまつる三島神社を主とし、若宮八幡宮・第六天王神社・山神社を合祀しています。
享和3年(1803)に建立された現本殿は、三島神社と若宮八幡を合祀する二間社流造の社殿形式で、向かって右側に三島神社、左に若宮八幡宮をまつっています。
社殿は寛政7年(1795)に建立された、八幡野区の八幡宮来宮神社本殿と同じ形式であり、先に建立された八幡宮来宮神社の二間社流造を参考にして、造営されたものと思われます。
大工の棟梁は田子村(現西伊豆町)の土屋左七、木挽きは八幡野村の稲葉久五郎と十足村の小川藤八、基礎は信州稲郡原口村の石工北原清吉があたりました。総ケヤキ造・柿葺き屋根を持ち、静かな中にも荘厳な趣のある建築となっています。
なお、御祭神は「御島神」の異名を伝え、相殿の若宮八幡は「千鶴丸」との伝承をもっています。
指定年月日 | 1999年3月30日 |
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指定番号 | 市23号 |
建築時期 | 享和3年(1803) |
周辺案内図
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更新日:2019年07月01日