吉田隧道(市指定史跡)
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よしだずいどう


吉田隧道は、一碧湖の水を吉田村の集落へ通す、水田灌漑用水のトンネルとして、江戸時代に最初の工事が行なわれました。
1930年の北伊豆地震による内部の崩落により、1933年に掘り直されましたが、再び使用に耐えなくなって、2003年に新トンネルが完成しました。
旧トンネルの取水口(写真上左)は1921年、吐口(写真下)は1933年に作られたものです。取水口には、荻の石工が関わっており、木製の栓により水量の調整を図っていたことがわかります。(写真上右)
水の無かった吉田村にとって、一碧湖の水を通すことで、農業生産が飛躍的にあがることから、何度も改修を重ねながら、大事にされてきました。

指定年月日 | 2003年5月22日 |
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指定番号 | 市26号 |
建築時期 | (取水口)1921年 |
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更新日:2019年07月01日