鳴戸吉兵衛写本「伊東誌」(市指定典籍)

更新日:2019年07月01日

なるときちべいしゃほん「いとうし」

現存する伊東誌の写本写真

 和田村濱野建雄が、江戸時代後期の嘉永年間にまとめたと言われる「伊東誌」は、江戸時代の伊東7ヶ村(和田、新井、湯川、松原、竹之内、岡、鎌田)の神社仏閣や人物、産物を記した地誌として、伊東の歴史を知るための不朽の名著です。

 「伊東誌」の原本は、 幸手屋濱野家で保管されていましたが、関東大震災の被害により、ほとんどが失われてしまいました。

 「伊東誌」は出版されることはありませんでしたが、いくつかの写本があり、この「鳴戸本」と呼ばれる写本は、全6冊が完全にそろい、保存状態も良好なことから、後世に残しておきたい貴重な史料です。

市指定典籍
指定年月日 2003年5月22日
指定番号 市27号
著作者 濱野建雄
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