江戸城に係る石丁場遺跡(洞ノ入1遺跡i地点)(市指定史跡)
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えどじょうにかかるいしちょうばいせき(とうのいりいちいせきあいちてん)

石丁場遺跡(いしちょうばいせき)とは、豊富な石材のある伊豆の中にある採石場で、江戸時代初期の徳川家による江戸城修築では、伊東をはじめとする伊豆半島の石材が大量に使用されました。
伊東市内の山中には、今でも採石された跡が多く残っており、石を割るための矢穴石(やあないし)や刻印石(こくいんせき)など採石普請に関わった石工たちの息吹が感じられます。
洞ノ入1遺跡i地点は、宇佐美市街地北側のナコウ山から連なる尾根の南側斜面地の中腹にあり、ナコウ山山頂付近には、「羽柴越中守石場」(=細川忠興)の銘をもつ標識石など、重要な遺構が多く残っています。
遺跡の詳細内容は、今後更に調査をすすめる必要がありますが、江戸時代初期に石丁場遺跡として稼動していたことは間違いないと推定される場所です
指定年月日 | 2011年9月16日 |
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指定番号 | 市32号 |
周辺案内図
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更新日:2019年07月01日