令和6年度施政方針(令和6年2月20日)

更新日:2024年02月20日

令和6年度の当初予算案ほか議案を提出するに当たり、本予算案の概要と当面する市政の諸課題につきまして、所信の一端を申し上げます。

はじめに、本年1月1日、最大震度7を記録する令和6年能登半島地震が発生し、北陸地方を中心に大きな被害をもたらしました。この度の地震により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。本市におきましても、これまでにも増して災害対策の強化に努めていかなければならないものと改めて強く認識するものであります。

さて、私は、市長就任以来「有言実行!!みんなとともに」を基本理念とし、観光と産業の振興を始め、教育の充実や文化力の向上など、郷土の発展に努め、誰もが夢を形にできる未来を拓くため、日々市政運営に取り組んでまいりました。

令和5年度は、国際情勢の変化等による物価高騰の影響が色濃くあったものの、一方で、コロナ禍からの脱却と、社会経済活動の正常化や活発化に向けた明るい兆しも感じられた一年となりました。

このような中、令和6年度の市長経営方針は「輝く伊東の未来を創る、改革への挑戦」とし、本市をとりまく諸課題や社会経済情勢の変化に対応した持続可能なまちづくりを着実に進めることにより、安全・安心な市民生活を実感でき、一人ひとりが輝き、夢と希望を形にできる未来の実現に向け、不断の改革により更なる挑戦を続けてまいります。

0220市議会3月定例会施政方針

「みんながつくる伊東市」における主な事業

市民の皆様との対話を重ね、市政に反映する「ボトムアップによる市政運営」を今後も積極的に推進していくため、引き続き「地域タウンミーティング」や「未来ビジョン会議」、「市長への手紙」を実施し、多くの市民の皆さまの声を聴く機会の充実に努めてまいります。

さらに、市制100周年を視野に長期的な視点で本市の課題やあるべき姿を捉えるため、長期ビジョンや重点プロジェクト等の検討を進めてまいります。

「みんなが楽しい伊東市」における主な事業

伊東駅周辺地区整備事業において、観光のまち伊東にふさわしい玄関口として、伊東駅周辺地区の活性化と賑わいの創出に向けて、関係者等との協議・検討を継続するとともに、誰もが快適かつ安全に利用できる伊東駅前広場整備のため、用地測量や支障物件等の移転補償調査を実施してまいります。

また、新図書館建設事業につきましては、コンセプトである『夢と未来を育む図書館』~ひとりひとりの創造拠点~の早期実現に向け、全体事業費の縮減や、機能の合理化を図り、再設計業務を進めてまいります。

「みんなが暮らす伊東市」における主な事業

物価高騰対策事業として、年度当初からキャッシュレス決済ポイント還元事業を実施し、家計支援とともに、市内における消費喚起を促すことで、地域経済の活性化を推進してまいります。

また、移住定住の促進に向けた取組としては、「移住定住促進住宅改修支援事業補助金」を創設し、移住者が取得した物件の改修に要する費用を支援するとともに、新たに「地方就職学生支援事業」を実施し、若者も含めた本市への移住定住を促進してまいります。

さらに、DXの推進に向けた取組として、宇佐美及び八幡野コミュニティセンターと生涯学習センターひぐらし会館に公衆無線LANを整備し、施設利用者の利便性向上や災害時における情報通信手段の確保を図るなど、DXを推進していくための環境整備に取り組んでまいります。

施政方針・新年度予算の概要説明の全文は、下記をご覧ください。

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