令和元年度決算概要の説明(令和2年8月31日)

更新日:2020年08月31日

本日、市議会9月定例会が開会し、令和元年度の一般会計及び特別会計並びに公営企業会計の決算の認定をいただくに当たり、決算の概要を申し上げました。

〇令和元年度の予算編成から決算までの背景

国の景気が緩やかな回復基調を示す中、本市の来遊客数及び入湯客数は、微減するなど、依然として厳しい状況が続く中で編成した本市の令和元年度一般会計当初予算は、財政健全化に向けた取組を着実に進めつつ、公約に掲げた「未来を拓く取組」の3本柱である「みんながつくる伊東市」、「みんなが楽しい伊東市」、「みんなが暮らす伊東市」に係る事業の更なる前進に向け、サマーレビューを通じて事業の選択と集中を行うとともに、市民の皆様からいただいた声を基に事業の磨き上げや創設を行う中で編成いたしました。

歳出においては、サマーレビューで見直した事業費を予算要求額の上限とする中で、移住定住の促進や起業支援及び空き店舗対策などの地域活性化事業を始め、市民運動場整備事業や小室山公園テニスコート改修事業などのスポーツ施策、JR伊東駅前観光トイレ整備事業をはじめとした観光施策、伊東駅周辺再開発に関する事業や東京オリンピック・パラリンピック事業などに予算を重点的に配分することとしました。

その結果、一般会計の予算規模を264億2,000万円と、前年度を3.2%上回る積極型の予算とし、その後、シティプロモーション推進事業を始めとする観光関連予算や幼児教育の無償化に係る事業などの子育て関連予算の増額、介護保険事業等社会保障関係の特別会計に対する繰出金の増額に加え、新型コロナウイルス感染症対策事業など、8回にわたる補正を行い、最終予算規模を288億6,874万2,000円としました。

執行に当たりましては、常に国県の動向や経済情勢を注視しつつ、効果的・効率的な執行に意を注ぎ、山積する課題に積極的に対応するとともに、対話を基に市民の皆様との融和を図る中で、本市の発展に向け努力してまいりました。

 

〇令和元年度一般会計歳入歳出決算の概要

一般会計における歳入決算額は、278億5,115万9,000円で、対前年度比2.3%の増となり、歳出決算額は273億3,424万5,000円で、執行率は94.7%、対前年度比3.9%の増となりました。

歳入歳出差引額は5億1,691万4,000円となり、生活環境向上対策事業や学校施設改修等事業などの繰越明許により、翌年度へ繰り越すべき財源1億7,093万2,000円を差し引いた実質収支額は、前年度を55.4%下回る3億4,598万2,000円となりました。

歳入決算につきましては、自主財源では、大きな比重を占める市税が前年度収入額を0.8%、また、市立保育所保育料が減少したことにより使用料及び手数料が対前年度比で5.4%下回る決算となり、自主財源全体でも対前年度比1.0%の減少となっております。

依存財源では、利子割交付金を始めとした各種交付金が減少したものの、子ども・子育て支援臨時交付金や地方交付税が増加したことにより、対前年度比で6.3%増加しており、歳入全体をみても、対前年度比で2.3%増加しております。

歳出決算につきましては、経常経費において、公債費が4.3%減少しているものの、プレミアム付商品券事業などにより物件費が13.2%、小規模保育所施設型給付費などにより扶助費が3.0%、定年退職者の増加により人件費が対前年度比で2.6%増加しております。

投資的経費につきましては、普通建設事業において、小中学校空調設備設置事業や看護小規模多機能型居宅介護整備事業補助金などの事業を実施した結果、対前年度比で22.2%と大きく増加しております。

また、私が公約に掲げた「未来を拓く取組」の3本柱を実現するため、地域タウンミーティングや「市長への手紙」、未来ビジョン会議を開催し、その中で市民の皆様からいただいた御意見に対し迅速に対応するなど、ボトムアップによる市政運営にも取り組んでまいりました。

さらに、住宅リフォーム振興補助事業や地元業者に対しておよそ1億円にも及ぶ小規模修繕工事等を幅広く発注することなどにより、市民サービスを向上させるとともに、市内経済の活性化にも努めました。

 

本市の財政は、職員の人件費を含むすべての事務事業の見直しなど、これまで一貫して継続してきた様々な改革への取組により、適正とされる規模の黒字を確保するとともに、文化施設整備基金や体育施設整備基金への積立てなど、将来を見据えた財源の確保を図ることができていることなどから、健全化判断比率や経常収支比率、実質収支比率などの財政指標も含め、その健全性は維持できているものと判断しております。

私は、これまで「有言実行!!みんなとともに」を基本理念とし、「伊東の魅力を発信し、文化を高め、観光の振興と産業の育成によって、みんなが夢を形にできる未来を拓く」施策の推進にまい進してまいりました。現在、新型コロナウイルス感染症という、これまで直面したことのない危機に直面しておりますが、市民の皆さまの命を第一に考え、今後も市民のため、本市の発展に努めてまいる所存であります。

本決算の意義を真摯に受け止め、市民の皆様からの貴重な御意見、御指導をいただきながら、最善の努力をしてまいりたいと存じます。

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