策定の趣旨

 「伊東市健康保養地づくり事業」は、健康志向の高揚及びスポーツの振興並びに観光都市としての発展を図るため、市民と行政が連携・協働し、市民、来遊客の健康増進及び市内経済の活性化を目的としています。 本事業は、平成10年度に伊東市が旧厚生省から「快適なくらしのまち創造プラン事業」において「健康保養地」のモデル指定を受け、平成11年度の「健康回復都市宣言」を契機に、市内の関係団体で構成される「伊東市健康保養地づくり実行委員会」を発足させ、本市の持つ豊富な温泉と自然環境などの資源や長期滞在が可能な宿泊施設を生かし、住む人、訪れる人が健康の大切さを実感できる「健康回復都市 伊東」を目指す事業です。
 しかしながら、健康保養地づくり事業については、本市の重要施策として位置付けられているものの、その内容について市民はもとより庁内においても理解が十分とは言えず、また、官民一体となった取組を進めるべき実行委員会は、市主導あるいは行政依存型の組織であるとの感は否めず、事業そのものの広がりを見せていない現状にあります。また、平成14年度から、静岡県が進める「富士山麓ファルマバレー構想」との連携を目指しているものの、具体的な取組に発展していない状況にあります。
 そのため、設立後5年を経過した実行委員会の目的や理念等について再構築するとともに、具体的な取組については行政主体の事業のみならず民間ベースの様々な取組を取り込み、戦略的・効果的な事業展開を図る必要があります。
 本計画は、「健康回復都市 伊東」の実現に向け、「伊東市健康保養地づくり事業」の実施主体である実行委員会の機能、役割を一層充実させるとともに、目標及び事業計画を明らかにし、市民と行政が協働して進めるべき方策や体制、具体的な施策案などを計画として取りまとめ、第三次伊東市総合計画とともに、本市の将来像「住みたい 訪れたい 自然豊かな やすらぎのまち 伊東」の実現を図るものです。

観光課